芸術の秋を楽しもう

こんにちは、放課後等デイサービス　オレンジスクール東戸塚第２教室です。

今年は残暑が長引きましたが、ようやく過ごしやすい秋も深まる季節となりました。

秋と言えば○○の秋、そのような言葉を耳にすることがあると思います。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などたくさんあります。

こちらでは療育活動週間のご紹介をする上で、芸術の秋の由来をお話していきます。

芸術の秋は、1981年に発行された雑誌に使われた言葉が語源になっているそうです。

秋は夏のように暑くもなく、冬のように寒くもなく、ちょうど良い気候季節のため、芸術に適しています。芸術の展覧会が多く開かれているのもこの季節です。

9月の療育活動週間ではスライムを作りました。

スライム作りは洗濯のり、水の適切な量を最初に計ってから始めます。気泡が入らないように混ぜ、着色にはラメを選び、ご自身の好きな色にしていきました。

次の重曹、ホウ砂を入れて混ぜていく工程がポイントで、１回ずつ入れる、混ぜるの作業を行っていきました。

混ぜる際、力と混ぜ方のコツがあり、低学年のお子さまには指導員が調整を行いながら進めていきました。まとまらないままホウ砂を入れ続けると、分離し始め、また温度や湿度の影響を受けますが、スライム作りの奥の深さをお子さまなりに感じられたのではないかと思います。

高学年になるとそれぞれの役割は何か、化学の根拠をもとに考えて指導員に伝えてくださる様子もあり、感心しました。

なぜその事柄が起きるのか考えることも発見になります。

出来上がったスライムの感触を楽しんだりと制作後も遊ぶ姿が見受けられ、楽しく活動する様子に微笑ましく思いました。

10月のイベントの一つにハロウィンがありますが、先月の療育活動週間では、ジャック・オー・ランタンをモチーフにした紙コップバッグを作りました。

作り方の説明をもとに好きな色画用紙を決めていきました。ハサミで切る部分、切らない部分を確認して紙コップに貼り付けていく工程には工夫がいり、円の形を考慮していく必要がありました。

取っ手を交差してオリジナルの作品も出来上がっていました。顔のパーツは教室で用意したいくつかの種類の中から選んでいきました。

形はもちろん、貼り付ける場所によって表情が変わり、お友達と披露し合って感想を伝え合う良い機会となりました。

お子様からは「何に使おうかな…」「お家に飾るね！」などの声があがりました。

様々な芸術に触れるということは、作品や国の文化を知る手立てとなります。

クイズでハロウィンの発祥の地をアイルランドと確認しましたが、ルーツを知ることも学びの一つです。

多様な価値観を知り、相手を理解しようと寛容さを身につけることができます。

想像力が大切な芸術作品から、コンセプトやその作者の思いがのせられているのを感じとることができます。

大きな芸術作品でなくても、身近な作品や鑑賞をきっかけに表現力が育まれていくきっかけになると考えられます。

芸術に触れる成長への影響は研究結果からも出ていることもあり、感性を豊かに、創造性を高めるために今後も芸術に触れる機会をつくっていけたらと思っております。

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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。