
想像力や感性を育もう

こんにちは、放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室です。
2月の療育活動週間ではメモスタンドを作りました。
今回の創作活動では赤、青、白、黄色の紙粘土を使用し好きなキャラクターなどオリジナルの作品を完成させていきました。
完成後をイメージしてみよう

制作を始める前にイメージ図を描いていきました。赤、青、白、黄色の紙粘土を小さくブロック型に分けた中から6つ組み合わせて選ぶために、色鉛筆などでイラストを描くことでどこに何色がどのくらい必要か考えていく過程です。
染め物体験のときに三原色について色の作り方を体験したことを思い出しながら、またはチャートを見ながら色の割合を決めていきました。
紙粘土は長時間空気にふれると固くなってきてしまうこと、また6つという決められた個数の制限の中で配分を行っていくには、どんなものを作るか想像することが大切になってきます。色の組み合わせを考えることや粘土の量が少なくなることを想定して調整をかけていきました。
想像力を育む

想像力(イマジネーション)とは目に見えないものを思い浮かべる能力のことです。
私たちは物を目で見て音を耳にし、何かに触れる以外に想像から想起し、形にすることができる能力があります。知識や経験をもとに物事をイメージする力でもあります。創作活動ではどんな形で、どんな色で、どんな風につくれば自分の完成図に近づくかを「想像」していきました。
想像力が足りないと新しいアイデアを創造しにくかったりと個性を発揮しにくくなります。今回は物を創作する想像力が主な観点となりますが、人間関係において相手が何を考えているか、相手の立場になって考えることも想像することの大切さをものがたっています。
学習では語彙力や単語力を鍛え、療育活動では五感を使った遊びを取り入れるなど方法は多くあります。
活動の実際

実際の制作では指導員が色の混ぜ方を伝えながら発色させていきました。丸めるだけでは色が綺麗に混ざらず、パンをこねるように伸ばしつつまとめて作業していくと均等に混ざります。
100%思った色が作ることができないときに約束された個数を守り、「まぁ、いっか」と折り合いをつけ制作していく姿が見受けられました。思い通りにいかなくても自分の気持ちと向き合いその気持ちを受け入れようとする成長が窺えました。
作った作品は教室に掲示させて頂き、お友達の作品の良いところをみつける良い機会となりました。
粘土遊びによる感覚機能の向上

今回使用した紙粘土遊びには感性への効果がたくさんあります。
触感…粘土を触った時の冷たさ、柔らかさ、湿度を手や指先で感じることで感覚機能が育ちます。
聴覚…粘土を紙の上や手でこねたときのペタペタとした音を耳にすることができます。
嗅覚…粘土の種類によって粘土特有のにおいをかぐことができます。
視覚…赤、青、白、黄色の4色を使用し、新しく色をつくることで色を楽しむことができます。
来年度も様々なご意見を承りながら、お子様の自己表現の機会や感性を育てられるよう活動を行って参ります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。