五感で季節を味わおう

毎月療育活動週間として創作活動等を行っていますが、季節の節目を感じる活動に取り組むことがあります。
例えば12月、1月ではクリスマスやお正月にちなんだグリーティングカード作り、昔ながらの凧作りといった活動です。
単なるお楽しみの時間ではなく、社会の中で健やかに成長していく上で欠かせない「心の土台」をつくるための、とても大切な意味が込められています。
季節を体感する

大人にとっては何気ない「月日の流れ」ですが、お子様にとっては、目に見えない時間の変化を感じとることは、時に難しい挑戦です。
「昨日のこと」と「これからのこと」が頭の中で混ざり合ってしまったり、季節が変わることに不安を感じてしまったりすることもあります。
そこで大切になるのが、季節を「体感」することです。 12月に「もうすぐお正月だね」と話しながらカードに色を添える、そして1月に冷たい風を感じながら、自分の手で作った凧を揚げる、こうした体験は、頭の中のぼんやりとしたカレンダーに、鮮やかな冬の感覚を刻んでくれます。
「寒くなったら、年賀状を書く時期なんだ」「年が明けたら、凧を揚げるんだ」ということが身体でわかってくると、「見通し」という安心感が芽生えます。「次は何が起こるか」が感覚的にわかるようになると、毎日の生活はもっと落ち着いたものになり、新しいことや未知のことへ挑戦する勇気も自然と湧いてくるようになります。
心地よいつながりを感じる

季節の行事や昔ながらの遊びは、一つの空間でみんなと一緒に楽しめる共通の時間をつくることができます。
凧揚げの場面でお子様方は、自分の手で作った凧をふわりと浮かせることに夢中になりながらも、時折ふと指導員や友達の顔をキラキラした目で見つめていました。
高く舞った凧を見て「見てみて!」と声をあげるお子様や言葉はなくても、視線が合うだけで「できたね」「すごいね」というポジティブな気持ちが、空気を通じて互いに伝わり合います。
周りの人の反応を自分の安心に変え、共に楽しむ力を育むことは、社会の中で人とのつながりを築いていくための力になります。この「心の共鳴」が、社会性を育む豊かな土壌になると考えています。
誰かを想い受け継がれてきた伝統にふれる

12月のスタンプとグリーティングカード作りでは、単に綺麗に作ることだけではなく、「誰が喜んでくれるかな?」「どんな風に描いたら驚いてくれるかな?」と想像する時間を大切にしました。
クリスマスやお正月といった行事は、昔からたくさんの人たちが、誰かの幸せを願ったり、一年の感謝を伝えたりするために大切に守ってきたものです。社会や地域にある「みんなが大切にしてきた想い」に触れる貴重な機会となります。
また、こうした行事を通じて、季節の挨拶やちょっとした作法に自然に触れることは、自分を大切にし、同じように周りの人も大切にするという心の豊かさを育むことにもつながります。
おわりに

お子様方がカレンダー上の月日をただ通り過ぎるのではなく、その時期にしかない風の冷たさや、誰かの手の温もりなど、そしてみんなで笑い合った記憶を肌で感じ、心に刻んでいくことを大切にしたいと考えています。
デジタル化が進み、季節感が薄れがちな現代だからこそ、実際に自分の手を動かして素材を触り、身体全体を使って移りゆく季節を味わうといった豊かな経験が礎になるよう、これからも支援して参ります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
