
表情から気持ちを読み取ろう!
こんにちは。オレンジスクール東戸塚教室です。
今年度も終わりに近づき、学年の締めくくりをする時期となりました。
今年度のまとめとともに、新年度を新たな気持ちで迎えられるように準備もしていけるといいですね。
私たちは普段、会話をするときに、言葉だけでなく表情や仕草からも相手の気持ちを読み取ったり、自分の気持ちを表現したりしています。
言葉だけでは伝わりきらない気持ちを、表情や声色、仕草などで補っていることが多いです。
発達障害のあるお子さまにとっては、表情を読み取ることや自分の気持ちを表情で伝えることなど、表情と感情の結びつきを理解するのが難しい場合があります。
そういったお子さまには教材やSSTを通して、気持ちと表情の結びつきを学んでいただいています。
今回は、表情から気持ちを読み取り、また、自らが表情で気持ちを表現できるようになるための支援についてご紹介します。
気持ちの言葉と表情を結びつける練習
表情から気持ちを読み取る上で、まず、「嬉しい」「悲しい」などの気持ちを表す言葉と表情を結びつけることが大切になります。
気持ちを表す言葉と表情を結びつける練習として、下の写真のような教材があります。
決められた選択肢の中で線をつないで組み合わせていくことで、より簡単に学習を進めていけるようになります。
また、気持ちと表情を結びつけていく中で、知らなかった気持ちの言葉に気づき、意味を確認し学ぶいい機会になるかと思います。
お子さまによって選択肢を増やしたり、写真下の気持ちの言葉を隠して、表情のみであてはまる気持ちを考えてみるのもいいかもしれません。

表情カードを使って気持ちを当てる
笑顔、怒り、悲しみ、驚きなどの表情が描かれたカードを見せて、「この人はどんな気持ち?」と質問し答えてもらいます。
視覚的に学ぶことが効果的な場合が多いため、写真やイラストを活用すると頭に入りやすいかと思います。

ロールプレイをする
日常的にありそうな場面を想定して、実際にやり取りをしながら表情を読み取る練習をします。
例えば、「いいよ」という同じ言葉であっても、ネガティブな意味なのかポジティブな意味なのかは状況によって変わってくるかと思います。
その場合、言葉だけでなく、相手の表情で気持ちを読み取る必要があります。
ロールプレイでは、実際の会話の中で相手の表情に注目し、適切に読み取り、それに対応する練習をすることが出来ます。

まとめ
表情から気持ちを読み取ることは、人間関係を築く上ではとても大切なことです。
大切なことであるがゆえに、この読み取る行為が出来ずに困っているお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
より多くの人とより円滑なコミュニケーションができるように、療育を通してサポートしていけたらと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
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・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
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