環境の変化における支援
こんにちは！放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室です。
厳しい寒さも和らぎ、さまざまな場所で春を感じられる季節になってきましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか？
この時期、進学や進級に伴って、今まで慣れ親しんでいた環境から新しい環境に身を置くようになるお子様も多いことと思います。
その中で、新しい環境に対する緊張や不安は少なからずあるのではないでしょうか？
今回は、そんな時の『環境の変化における支援』についてお話しさせていただきます。
環境が変わるとどうなる？
発達障害のお子様は、特性上、環境の変化を苦手としているお子様が多いです。
新しい場所や物事など、普段の生活でないことがあると、不安になる傾向にあります。
その理由は、感覚過敏によっていつもと異なる環境を敏感に感じること、
視覚優位によって目で見る景色の変化を敏感に感じやすいこと、
新しい環境では見通しが立ちにくいことなど、様々です。
こういった不安の原因をまず明らかにし、その不安を軽減するために出来ることを考えていくことが大切です。
環境の変化における支援
新しい環境におけるお子様の不安を、少しでも軽減するために、出来ることをいくつかご紹介します。
①事前の準備で見通しを立たせる
明日の予定や新しい環境での過ごし方をシュミレーションすると、新しい環境での過ごし方がイメージ出来て、
不安を軽減させることにつながるかと思います。
どのような流れで過ごしてどのようなことをするのか、どのような人がいるのかなど、
事前に分かることはできる限り確認しておくことが大切です。
②安心できるような声かけ
定期的に、「分からないことがあっても大丈夫だよ」「分からなかったら誰かに聞いてもいいんだよ」などと言った声かけをすることで、
お子様に安心感を与えることができます。
不安や緊張があっても大丈夫なこと、自分はいつでも味方であることを伝えていくことが大切です。
③新しい環境の関係者への相談
不安な事やお願いしたいことは、保護者様が、事前に学校の先生などのご本人に関わる方々に相談・共有しておくことは、
双方にとってプラスとなります。
先生や事業所職員は、事前に知って準備できることが増えますし、
保護者様は、事前にお子様のことを知っている環境に預けるという安心感にもつながるかと思います。
お子様についての共有をするにあたり、お子様の取扱説明書、「サポートブック」というものを作ってみるのも一つの方法です。
詳しくは下記リンクのブログに記載されていますので、ご興味ある方はご覧いただければと思います。
おわりに
今回は、環境の変化における支援方法についてご紹介させていただきました。
この時期の進学・進級などに限らず、これから生きていくうえでは、様々なところで日常生活とは異なることに直面する機会が増えると思います。
そういったときに、不安や緊張を感じるのは決して悪いことではありません。
しかし、新しい環境に対して、そういったマイナスなイメージばかりを感じるのではなく、
挑戦するわくわく感など、プラスのことに魅力を感じ、様々なことに挑戦していただけるようにお子様を支援していければと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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