
風船遊びがもたらす効果

こんにちは!オレンジスクール藤沢第2教室です。
梅雨の時期は室内で過ごすことが増え、身体を動かす機会が減りがちです。
そこで今回のブログでは室内でできる身体を使った遊びの中から教室内でも大変人気の「風船バレー」をピックアップして、その遊び方とメリットをご紹介したいと思います!
ご自宅でも取り組める遊びですので、ぜひ参考にしてみてください。
風船バレーの遊び方
用意するもの
- 風船
- 養生テープ
- マット(必要に応じて)

まず養生テープでコートを作ります。
チームに分かれて遊びます。
バレーボールのように立って取り組むと、風船を追いかけて人や棚・机などの家具にぶつかって怪我をする危険性がありますので、当教室では座って取り組むようにしています。
それでも衝動的に立ち上がって動いてしまうお子さんがいた場合には、マットを活用します。
マットの上に座ることで視覚的に自分の「陣地」を意識することができ、その場に座って取り組みやすくなります。
風船遊びのメリット
その①:社会性を育む
座って取り組む以外に決まったルールは特にないので、どのようにして遊ぶかをみんなで考える機会を設けています。
「風船を落とさずに何回パスできたか数えるのはどう?」「落としたら1点ね。」
のように、友達同士や指導員と話し合ってルールを決めていく過程を通して、コミュニケーション能力や規範意識などの社会性を育みます。
その②:眼球運動トレーニング
発達障害のお子さんは動くものを目で追いかける、文字をたどって読むなどの動作が苦手なお子さんも多いです。
一般的なボールだと動く速度が速いですが、風船は打った後ゆっくり落ちていくので眼球運動のトレーニングに最適かと思います。
その③:目と手の協応動作の発達を促す
【目と手の協応動作】とは【目で見て得た情報をもとに体の動きを連動させること】を指します。
- 文字がマスからはみ出る
- ボールをキャッチすることが苦手
- 色塗りすると線から色がはみ出る
などの困りごとがお子さんにあれば、もしかしたら目と手の協応動作の力につまづきがあるのかもしれません。
落ちてくる風船をよく見て手を動かして風船を打ち返す、といった動作を繰り返し行っていき、目と手の協応動作の発達を促していきます。
その④:メンタルヘルスへの効果
これは風船バレーに限ったことではありませんが、適度に体を動かすことで血流がよくなることで脳が活性化される、気分転換ができる等の効果が期待されます。
特に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は適度な運動によって脳内分泌が増加されます。
このセロトニンは精神を安定させたり集中を高めたりする作用があり、適度な運動はイライラ・不安感の解消につながるとされています。

最後に
今回は風船バレーの遊び方やメリットについてご紹介させていただきました。
楽しく遊んで過ごせることはもちろんのこと、困りごとの解決や長所を伸ばすことへつながるように、教室では風船バレー以外にも様々な遊びを用意しています。
今後もお子様一人ひとりの発達スピードや障害特性を踏まえた遊びを提供していきます。
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・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
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