感染症とは…?教室での取り組みについて
6月は子どもの感染症が増える時期であることをご存じでしょうか。
夏風邪と言われる「ヘルパンギーナ」や「手足口病」の流行のスタートは例年5~6月で、7月にピークを迎えます。
「ヘルパンギーナ」や「手足口病」に限らず、感染症の種類や種類ごとの感染経路、そしてそれらに対する有効な感染対策を知り実践することで、様々な感染症の予防につながります。
そこで今回のブログでは感染症と、オレンジスクール藤沢第2教室での感染症に対する取り組みについてご紹介いたします。
感染症について
感染症の感染経路は5つあります。
- 空気感染
- 飛沫感染
- 接触感染
- 経口感染
- 血液感染
空気感染
空気感染には2種類あります。
①飛沫核感染:空気の流れで飛散する飛沫核(会話やくしゃみ、咳の飛沫の水分が蒸発して露出する感染源)を吸い込むことで感染します。
結核・麻疹・水痘がそれにあたります。
②塵埃感染:吐しゃ物などに含まれる病原体が乾燥して塵や埃となり、吸い込むことから体内に入ります。
ノロウイルスやロタウイルスの感染性胃腸炎がそれにあたります。
空気感染には発病者の隔離や喚起などが有効です。
③飛沫感染:会話や咳、くしゃみなどの飛沫に含まれる感染源を吸い込むことで感染します。
代表的な感染症はインフルエンザ・手足口病・ヘルパンギーナ・RSウイルス・新型コロナウイルスです。サージカルマスク・距離の確保・喚起などが有効です。
④接触感染:皮膚や粘膜に付着する感染源が手指や衣服を介して感染します。
この感染経路にあたる感染症は感染性胃腸炎・インフルエンザ・手足口病・ヘルパンギーナ・RSウイルス・新型コロナウイルスで、手洗い・手指消毒・手袋着用などが有効です。
⑤経口感染:感染源に汚染された水や食べ物、手指などを通じて口から体内に入ります。
感染性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナがこれにあたり、これらの感染症を防ぐには適切な食品管理や料理方法、手洗い・消毒などが有効です。
⑥血液感染:血液内の感染源が注射や傷口への接触等により体内に入ります。
B型肝炎・C型肝炎・HIVがこれにあたり、手袋・マスク・エプロン着用、手洗い・消毒などが有効です。
発症への3要素
感染症は、「感染源」(病原体を持つ人)、「宿主の感受性」(宿主の免疫力)、「感染経路」(飛沫、空気、接触等)の要素が3つ揃うことで発症します。
この3要素が揃わないようにするための対策についてご説明いたします。
①病原体の排除
病原体(感染源)を正しく扱い、嘔吐物や排泄物、血液等の感染の原因となる可能性のあるものは素手で触らず、手袋を着用して処理することが大切です。
②免疫力の向上
日ごろから栄養、睡眠を十分に摂ることが免疫力アップにつながります。
③感染経路の遮断
上述しました感染症に対する有効な手段を感染経路別予防策として講じます。
また、人は無意識に顔を触っています。
目・鼻・口の粘膜に素手で触らないこと、こまめな手洗い、消毒をすることで感染リスクを減らすことができます。
教室での取り組み
新型コロナウイルス感染症は令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。
オレンジスクール藤沢第2教室では、サービスを継続して提供し続けること、新型コロナウイルス感染症に限らずその他の感染症の感染予防と拡大防止のための感染対策として
- 換気の実施
- 机やドアノブなどの施設設備の定期的な消毒
- 職員の定期的な手洗い・消毒
- 職員・お子さんの来室時の手洗い・うがい
など引き続き行っています。
職員一同感染症に対し正しい知識を持って教室の維持に取り組んでまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 不登校で勉強が遅れている
- 算数や国語の内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室
【TEL】0466-47-6936【MAIL】fujisawa2@orangeschool.jp
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藤沢第2教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大道小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大清水小学校・片瀬小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
A.Y