国語辞典を使って調べ学習をしよう!
こんにちは!
オレンジスクール藤沢第2教室です。
今回は教室で行っている国語の学習方法の一つである「調べ学習」についてご紹介したいと思います。
調べ学習をする前に
教室では、漢字の練習プリントやテスト形式のプリントなど、漢字に関する様々なプリントをご用意して取り組んでもらっていますが、例えば
- 「いま」→「今」は書けるけど「こんしゅう」という読み方になると書くのが難しい
- 「みぎ」→「右」、「ひだり」→「左」は書けるけど「さゆう」という読みだと書くのが難しい
のように、〈漢字自体は書けるけど訓読みから音読みに変わると書けなくなる〉〈熟語になるとわからない〉といった様子が見られることがあります。
その場合
【今週・・・今の週】
【左右・・・左と右】
といった、漢字や言葉の意味がまだ定着しきっていないのかもしれません。
漢字そのものを覚えることはもちろんのこと、漢字の意味やその漢字を使った熟語の意味を理解することができるようなるための支援として、漢字の調べ学習を行っています。
国語辞典を使って調べよう!
準備物は
- 国語辞典
- 調べ学習プリント
- 国語辞典の使い方が書かれたもの(★)
- あいうえお表(★)
です。
★マークがついているものに関しては、国語辞典の使い方がわからない・調べ方がわからないといったお子さんに向けて用意しています。
国語辞典の使い方が書かれたものの一例として、小学3年生の国語の教科書から【国語辞典を使おう】という単元のページの写真を載せています。
見出しの語の見つけ方などが詳しく書かれている物が適しています。
あいうえを表に関しては、見出し語の並びが五十音順のためその並びがわからない際に使用するものとして準備することもあります。
実際にやってみよう!
漢字の調べ学習の手順を説明します。
例えばテスト形式の漢字のプリントで「合唱」が書けなかったとします。
①間違った漢字を正しく書きましょう。
正しい書き順も意識しながら漢字(今回は「合唱」)を書いていきます。
②漢字の意味を調べましょう。
言葉によっては複数の意味を持つこともあるのですべて記入して意味を確認します。
習っていない漢字や言葉が説明文に使われていて読み取りが難しい際には、お子さんが受け取りやすいようなわかりやすい言葉に置き換えたり言い換えたりします。
③調べた漢字を使って文章を作りましょう。
文章作りでは、その言葉が当てはまるようなお子さんの実生活での経験や、その言葉を使いそうな場面を一緒に考えます。
例えば「合唱」を使った文づくりならば、学音楽の授業や発表会などが連想できます。
「みんなで一緒に歌ったことあるかな?」「その時は何を歌った?」のように、指導員と会話のやり取りを通して情報を整理して書き進めていきます。
最後に
辞書を引く習慣があまりないお子さんもいらっしゃいますが、調べ学習の回数を重ねていくことで少しずつ辞書を引けるようになっていきます。
また、続けることでわからなかったことをご自身で調べる習慣づけにもなればと考えています。
今後もお子さんの学習状況・習慣・特性などを踏まえながら様々な方法で漢字の学習支援を行ってまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室
【TEL】0466-47-6936【MAIL】fujisawa2@orangeschool.jp
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。