簡単に状況を説明をしてみよう!①遊び編
こんにちは!
オレンジスクール藤沢第2教室です。
お子さんの中にはいつ?どこで?といった状況の説明が上手くできない方もおられるのではないでしょうか?
今回はそういった5W1Hを元にした教室での取り組みについてお伝えさせていただきます。
分かりやすい説明に必要なこと
伝えたい内容の情報整理をすると状況を説明しやすくなるといえます。
そういった内容の枠組みは英語にした際の頭文字を取って「5W1H」と言われます。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれが)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように・どうした)
例えば
昨日、お父さんと一緒に散歩に行ったということを説明したいときに
「昨日散歩に行きました。」
だけの説明になってしまうと「お父さんと一緒に」という部分が十分に補えておらず、誰が行ったことなのか伝わっていない文章になってしまう可能性があります。
また、時間の部分でいうと「この間」と抽象的だったり、そもそもの語彙がなく「昨日の昨日」など、具体的にいつのことなのかが相手に伝わらず、誤解が生じてしまう場合もあります。
上手に説明をするには単語の区切り(説明が必要な部分)と「公園」「去年」などの単語の意味、どの枠組みなのかを知る必要があるといえます。
遊びながら5W1Hを知ろう!!
藤沢第2教室ではそういった説明が苦手なお子さんに遊びを通じて学ぶ機会を提供しており、その1つに「いつ・どこで・だれが・なにを・どうしたゲーム」があります。
事前準備の段階からお子さんには参加していただき、まずは「誰(主語となる人やキャラクター)」「どこ(場所)」の枠組みごとに単語をメモに書いていきます。
下記の写真のような空き箱を用意(今回はティッシュ箱を使用しています)して、用意した紙を折って入れます。
一人ずつ順番に紙を1枚ずつ引いていきます。枠組みごとの担当を決めたりしてもよいです。
引いた紙に書いてある単語を組み合わせて1つの文にしていきます。適宜助詞(○○で、○○が、○○を)を補いながら正しい文章になるように組んでいきます。
しっかりと意味が分かる文章になることもありますが、上記のように「去年、日産スタジアムでしらゆきひめがボールをたべました。」という意味自体は通じない文章になることもあります。
そういった不思議な文章になることもお子さんにとっては「楽しい」という要素になり、遊びながら学ぶことのハードルが下がることにつながります。
最後に
今回は状況を説明するために必要な要素の5W1Hについてとそれをつかった遊びを紹介させていただきました。
お子さんと会話する際にも簡潔でわかりやすい方が伝わりやすい場合があるため、あえて5W1Hにの文章構築にして伝えることも支援として有効活用できるといえます。
次回以降のブログでは5W1Hに関連した教室で行っている学習プリントについて紹介をしていきます。
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・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
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