オレンジスクール

一人ひとりに寄り添った教育・指導なら放課後等デイサービスのオレンジスクール
発達障害・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・自閉症・アスペルガー症候群・不登校のお子さまに
「学習・勉強(教育)」「生活能力の向上」「社会性の基盤づくり」の側面を教育・指導いたします。

2018-03-07

オレンジスクール【小学校1〜2年生の社会性について】藤沢教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)

こんにちは。オレンジスクール藤沢教室の柏木です。
放課後等デイサービスオレンジスクール藤沢教室ではお子さんの苦手・得意や発達に寄り添った学習と療育を提供しております。

今回は小学校に入学して間もない小学1〜2年生のお子さんたちの社会性についてお話ししたいと思います。

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小学校1〜2年生という時期は幼稚園や保育園というこれまでの小さな規模の集団から飛び出し、初めて大きな集団の一員として歩み始める時期です。大きな校舎、広い校庭、黒板やたくさんの机、優しいお兄さんお姉さん、新しいお友だちに囲まれて、ドキドキワクワクしながらの毎日を送っていることでしょう。
勉強も本格的にスタートします。国語や算数の授業では「読み・書き・計算」を学びはじめます。
また、これまでの集団と異なり、1日のうちの何時間もの間を席に座って授業を聞いていなければならなくなります。先生やお友達の言葉に耳を傾け、時には自分の気持ちをぐっと堪えなければならない場面も増えていきます。
何もかもが新鮮な反面、新しいこと、未知のことへの不安も抱えているのがこの時期になります。

ではこうした時期に、今後、社会の一員として歩んで行くためには何を身につけて行けばよいでしょうか。

社会性とは

そもそも社会性とはなんでしょうか?

「社会性を育てることは大切だ」と言いますが、実は社会性という言葉の定義は曖昧なようです。
社会のルールを守る事も社会性ですし、友達や同僚と足並みを揃えることも協調性という名の社会性と言えます。また、こうした外の世界との関わりばかりではありません。
例えば、個人が他人とは違う自分の存在を認め、アイデンティティー(自己同一性)を確立することも、社会を構築する基本単位が個人であるという観点からするならば社会性と呼ばれて間違いはないでしょう。
むしろ、社会の基盤たる個人なくして社会性の充実はありえないと言ってもよいのではないでしょうか。

これらのことから、幼稚園・保育園から学校という大規模な集団社会を歩みはじめたスタートラインともいうべき小学1〜2年生には「個人」に焦点を置いた社会性の獲得を目指す必要があるのです。

お子さんの力を信じてあげましょう

「なんでもできる年長さん、なんにもできない1年生」という言葉があります。
年長さんは幼稚園・保育園という集団の中でも最年長のお兄さんお姉さんであり、お遊戯会や音楽会などの行事でもその力を存分に発揮できるみんなのヒーローです。
しかし、小学校に入学するとまた最年少に逆戻りになってしまいます。覚えなければならないこともいっぱいあります。自分でやらなければならないことも幼稚園・保育園に比べると格段に増えていきます。
例えば幼稚園の園バックとランドセルを比較してみてください。
幼稚園の園バックの中身は大抵はお弁当やコップ・お箸セット・お便り帳くらいでしょう。その大半はおうちの人が用意してくれますが、小学生になるとランドセルの中身も各教科ごとの教科書やノート、連絡帳など種類も多く、筆箱には鉛筆が何本入っているか、ちゃんと削ってあるか、消しゴムは小さくなっていないか等、色々とチェックしなければならないことがいっぱいなのです。

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最初はとても全部を一人でこなすことはできません。
でも心配しないでください。

小学1年生にもそれまで培ってきた力はちゃんと備わっています。
最初は大きく変わった生活環境に適応出来ず、「手伝って!」「一人じゃできない〜」と訴えて来るかもしれませんが、それは一時のものです。
ガッカリしないでちゃんとして受け止めてあげてください。
そして、お子さんが興味を持ったことは、お家のお手伝いでもなんでもドンドン任せてあげてください。そしてしっかり「褒める」こと。それさえ押さえていればお子さんはどんどん自信をつけて成長していきます。「自分はできるんだ」という自己肯定感を育んでいくことで、アイデンティティーの確立にも大きく役立ちます。

大人の手助けも必要です

さっきまでお子さんのことを信じて色々任せてあげてくださいと言っていたのに矛盾している様に感じられるかも知れませんが、任せるといっても任せっきりにするわけではありません。

自転車の練習をする時、お子さんは最初からひとりでペダルをこいで前に進むことができるでしょうか?
実際に補助をしたことがある方なら分かると思いますが、初めからペダルを「グイッ」と踏む事ができるお子さんはいません。脚の力も弱いですし、片脚ずつ踏み込む性質上、「グイッ」と踏み込んだ瞬間に転倒してしまう事が容易に想像できるからです。

お子さんの成長も一緒です。新しい環境で「一人で頑張ろう!」とやる気満々の一年生ですが、最初は何から取り組めばいいのか、どのように踏み出していいのか分かりません。踏み出せたとしてもその先の道のりはまだ未知の領域で、「失敗するかもしれない」という不安で一杯です。

そこで頼りになるのが後ろで支えてくれるお父さん・お母さんです。
自転車でも、最初の踏み込みを転倒しないようにしっかりと支えてあげ、その後の道のりをお子さんの力を信じながらそっと支えてあげますよね。時にはアドバイスをしたり、軌道に乗ってきたら手を離してみたりしながら上達を見守る。そうしてお子さん達は自転車に乗れる様になるのです。

小学一年生も同じように、お子さんが自分の足で歩いて行くための助走を一緒に走ってあげてください。
一緒に時間割をそろえる・一緒に筆箱の中身を確認する・一緒に忘れ物がないかチェックする…。そうしてお子さんが一人でも歩きやすくなるように一緒に道を踏み固めてあげて下さい。

「小学生なんだから一人でやりなさい!」はこの時期は絶対にNGです。
もう少し我慢しましょう。
これも社会に巣立っていくための大事なスタートラインです。

お風呂の時間を有効活用しましょう

教室に来るお父さん、お母さんのお話を聞いていると「学校の話を聞いても教えてくれないんです。」という言葉をよく耳にします。
高学年になると、お友だちとの秘密ごとも増えてきますし、親に話したくない事も出てきます。これは自然なことです。

しかし、小学校1〜2年生ですとまだ学校での出来事をいっぱいお話ししてくれるはずです。これは大チャンスです!
学校の話、お友達の話を聞いてあげましょう。5分でも10分でも構いません。オススメは「お風呂の中」です。
小学校低学年ならまだお父さん・お母さんと一緒にお風呂に入っているお子さんもたくさんいるはずです。
一緒に湯船に浸かっている時間だけでも良いです。学校であった「楽しかったこと」や「悲しかったこと」など、いろいろな感情を受け止めてあげて下さい。

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低学年は気持ちを上手に表現できないことも多く、お友達や先生に自分の気持ちを伝えらえれずに抱え込んでしまうこともあります。それが積み重なっていくと身体の不調や心の成長の妨げにもなってしまうのです。そうした事態を防ぐためにも、お風呂の中で気持ちのはけ口を作ってあげてください。

これは心理学の世界における「安全基地」の形成にも大変役立ちます。人間は外の世界で様々な体験を積み重ねていきます。成長と共に行動範囲が広くなると、体験の内容も豊富になりますが、その分失敗したり、傷付く体験も増えていきます。
そうした時にお子さんにとって安心して帰れる場所(安全基地)があるということは、良好な愛着形成を育むうえで非常に重要です。お子さんたちは傷付いた心をそうした安全基地で癒すことで、再び外の世界へと飛び出す原動力を取り戻していくのです。
外の世界での体験と安全基地での回復作業。これらの繰り返しが、お子さんたちの自信と社会への巣立ちを支えていくのです。

今回は小学校の低学年のお子さんの社会性についてお話しいたしました。
放課後等デイサービス オレンジスクールは発達にお悩みのあるお子さんたちの育ちをサポートします。
しかし、私達支援者の力だけでは十分とは言えません。
お父さん、お母さんや保護者の方々のご理解・ご協力、そして連係があって初めてお子さんの成長をしっかりと支えていくことにつながると考えております。
今後も二人三脚、三人四脚の精神でお子さんを支えていけたら幸いです。

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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。