オレンジスクール【子供の勉強。心にとめておきたい大切なこと】藤沢教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)
こんにちは。放課後等デイサービス オレンジスクール 藤沢教室の百田です。
今回は発達障害をかかえるお子さんの勉強についてお話ししたいと思います。
お子さまの特性はさまざまです。見た目にはわかりませんが、注意が多方面に向きやすかったり、長期記憶が苦手だったり、耳から入ってくる情報の処理が難しかったりと、いろんな特性をもっています。得意なこと、苦手なことの差が激しいのも発達障害の1つの特徴です。
でも外見だけでは特性がわからないことが多いので、周囲からは「なぜこれが出来るのにこれが出来ないの?」と疑問を持たれがちです。ただ、その質問が子供を勉強からさらに遠ざけることになるかもしれません。 なぜなら、
勉強しなきゃ!→勉強する→理解できない→答えが書けない→怒られる「集中力がたりない」「勉強時間がすくない」「先生の話を聞いていない」「やる気がない」→自信をなくす・・・ という無限ループに陥ってしまっているからなんですね。
ではどうすればいいのでしょう?
大切なことは、まず『なににひっかかっているのかを明確にすること』。
上記にも述べましたがお子さまによってひっかかっているポイントは違います。 視界に気になるものが入ってしまうと周りが見えなくなるのか、ワーキングメモリーの容量の関係なのか、視覚情報には強いけど聴覚情報には弱いのか・・・・など人によって様々でしょう。そこを明確にすることで、今後気を付けるポイントが見えてきます。
・勉強する部屋に余計なものを極力置かないようにする
・言葉だけで説明するのではなく、図や絵を用いて説明する
これはほんの一例ですが、こういったちょっとの工夫で前向きに取り組めるようになるのではないでしょうか。
そして『できていることに着目すること』
例えば100点満点のテストで得点が20点の答案があったとします。 多くの人は不正解の80点分にまず目が行くでしょう。そして「なんで出来ていないの?」と思い、問いかけるかもしれません。
そこを、少し視点を変えて、正解した20点分に着目してみたらどうでしょう。20点取れた事実をまず承認するのです。「そっか、今回は20点だったんだね。こことここは丸がもらえてよかったね!」というふうに。不正解の80点分を補うのはそこからでも遅くありません。
ふりかえることも大切ですが、事実を受け止めたうえで、今後どう行動を起こしていくか考えることも大切です。
親子で話すと感情的になってしまっていつも話が平行線・・・という方は、ぜひ一度教室にお越しください。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。