アナログゲームについて知ろう！～前編～

こんにちは、オレンジスクール藤沢教室です！

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます！！

3月に入り、少しずつ暖かい日も増えてきましたね。お変わりなくお過ごしでしょうか？

この1年でお子さんの成長が見られる場面も多くあり、職員一同嬉しく思っております。

進級・進学に向け、前向きな気持ちのお子さんもいれば、不安な気持ちが強いお子さんもいるかと思います。

引き続き、ひとりひとりに寄り添った支援をして参ります！

お子さんたちの療育活動として活用しているボードゲームやカードゲームを『アナログゲーム』といいます。

アナログゲームとは〈コンピュータを使わずに相手の顔を見ながら遊ぶゲーム〉を指し、1000種類以上存在しています。

代表的なものでは人生ゲーム、UNOやトランプなどがあります。

今回はアナログゲームの特徴や実際の遊び方をご紹介いたします！

アナログゲームの特徴

アナログゲームの大きな特徴として

ルールやマナーを守って人と関わることで、対人関係への自信や社会性が身につきやすい
相手と「勝敗・順位を競い合うライバル」「ルールやマナーを守りあう協力関係」という二重の関係ができる

のふたつが挙げられます。

デジタルゲームと違い、自身でその場で判断することが必要なので

ルールを破るとゲームが成立しないこと
マナーを守らないとみんなから良く思われないこと

を、より学校や会社に近い場面で体験できると言えます。

オレンジスクールでも、お子さん同士のかかわりを促すためや対人関係における課題を達成するためにアナログゲームを使用する場面が多くあります。

今回は特に幼児期の発達段階に合ったアナログゲームをご紹介していきます。

幼児期の発達段階

幼児期（2～7歳前後）の発達段階として

言葉や数の記号、色などの理解が発達途中である
目に見えないルールやマナーを自分の中に取り組んで、それを発揮することが難しい
音や動き、触感などの「感覚的刺激」に興味がある

などが挙げられます。

教室にある中で「幼児期に習得したい力」が身につくようなおもちゃを3つご紹介します。

①スピードカップス

5色のカップを、めくったカードと同じように並べるゲームです。

カードをよく見て、色を判断し、並べるという作業の中で「観察力」や「色の識別」などの能力が必要となります。

また並べるまでの速さを競うのが基本ルールですが、対象のお子さんに対しては正確さを競ってもらうなど、勝負形式にせず達成感を味わってもらうこともできます！

②空飛ぶじゅうたん

宙に浮いた魔法の絨毯に順番にお宝を乗せていき、絨毯が落下してしまったらゲームは終了です。ルールが単純なので、部品の扱いにさえ気を付ければ誰でも遊ぶことができます！

「順番を守ること」を身に着けたり、「手先の器用さ」「集中力」も培うことができます！

③クラッシュアイスゲーム

ペンギンを落とさないように、指定された氷のブロックをハンマーで叩くゲームです。

順番を守ることに加え、ブロックを叩く「感触」や「音の刺激」を感じたり、ルーレットを読み取ることが「数や記号の識別」の練習にも繋がります！

最後に…

このようにアナログゲームにはルールやマナーを守って遊ぶこと以外にも、それぞれのゲームの中で伸ばせる力があります。

特に幼児期にゲームを通して身に着けられる力は、それ以降にも生活や対人関係に必要なスキルとなっていきます。

アナログゲームを通してできる体験は、お子さんの成長に役に立つかと思います。

学童期以降の発達段階についても、それぞれに合ったアナログゲームがあるので、続きは5月のブログにて投稿いたします！

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

じっとしているのが苦手
整理整頓や準備、時間の管理が苦手
こだわりがあり、学習への偏りも多い
他者の気持ちを理解することが難しい
言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
算数や国語の問題内容をイメージすることが苦手

放課後等デイサービスオレンジスクール藤沢教室

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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれています。

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（A.H）