発達の凸凹と学習支援
こんにちは。オレンジスクールあざみ野教室です。
クリスマスが日に日に近づいてくる中、お子様たちからはプレゼントやパーティーを楽しみにする声が聞こえてきます。「〇日にパーティーをするんだ!」「うちではショートケーキを食べる!」「プレゼントにはこれが欲しくてね…」と、楽しそうにお話をしてくれています。教室でも、クリスマスにちなんだ雰囲気が出るような折り紙飾りや、ツリーを掲示しています。ブーツの形の画用紙に欲しいものを書いてもらうと、子どもたちの個性をうかがい知ることができ、職員たちもどこかほっこりとした気持ちにさせられます♪
『勉強いやだ!』の裏側
発達にデコボコをもつお子様の中には、学習への抵抗感を持つお子様も多くいらっしゃいます。お子様にとって、得意なことと不得意なことに大きな開きがあると、自分自身に自信を無くしたり、生きづらさを感じたりすると言われています。
その理由として、周囲の人から『大人も顔負けの発想力があるのに、小学低学年の計算に苦戦するなんて、怠けて、やる気がないからだろう。』とか、『好きなことに関しては驚異的な記憶力を持っているのに、授業を聞く気がないから勉強ができないのではないか。』といった見方をされてしまうことが多くあるためではないかと思われます。
得意なことに関しては飛びぬけた力を持つぶん、苦手なことが目立ちがちになってしまうのは発達障害を持つお子様によく見られることです。しかし、子どもが大人から上記のような見方をされ続けていると、子ども自身が自信を無くし、「自分はできない子なのではないか」「やっても怒られるし、勉強なんてやりたくない」という気持ちになってしまいます。
オレンジスクールでは、そんな発達障害の特性を生かし、得意な部分は伸ばしつつ、苦手な部分に対してはスモールステップで自信をつけられるように学習支援を行っています。
教室での支援
いろいろなことに興味があり、注意が散漫になりがちなお子様に対しては、合間に息抜きとなるプリントを行いながら学習を行います。低学年のうちなどは特に、一定の時間机について、学習だけに集中することは難しいこともあるため、仮名の練習を兼ねて、好きなことに関する作文を書いてもらったり、しりとりをしたり、質問に答えてもらったりすることもあります。また、数字や運筆の練習として点つなぎやパズルに取り組むこともあります。
『できた!』を大事に
教科や、単元によって得意と不得意に開きがあるお子様には、得意な科目を取り入れて、自信を持てるものにも取り組みながら、苦手なものにも挑戦できるような教材を用意できるよう努めています。また、苦手なことでも、少しずつ『できた!』を積み重ねられるように、できることと、まだできない事に合わせて取り組みます。定着していない計算に取り組む際には、計算の手順に補助が付いたものから行い、徐々に補助を減らしていくことで、「難しかったけど、頑張ったらできた!」という気持ちになれるように支援を行っています。
『ほめる』声掛け
また、子どもたちへの『ほめる』声掛けも行っています。
『できなかった問題もあったけど、頑張って挑戦することができたね!』
『続けていたから、できるようになって来たね!』
といったように、そのお子様自身の良いところや、頑張った過程をほめることで、学習の抵抗感を薄め、続けることができるようになっていきますね。
オレンジスクールでは、今後もお子様ひとりひとりの成長に寄り添えるような支援につとめてまいります。お子様の発達や、成長で気になることがありましたら、いつでもお問い合わせください。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 特定の科目に苦手さがある
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
【TEL】045-532-3738
【MAIL】azamino@orangeschool.jp
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