時計を読めるようになるために
オレンジスクールあざみ野教室です。
7月は七夕の時季ですね。
教室では、子どもたちが書いた短冊とカラフルな星がたくさん飾られています。
「〇〇に会えますように」「〇〇がほしい!」など、それぞれの願いを書いてくれています。
さて、今回は小学1年生から3年生の算数で習う「時刻と時間」の単元から「時計の読み取り」に焦点を当てて、教室での支援方法をご紹介させていただきます。
1時間単位の読み取り
最初は、長針が12にある「1時、2時・・・12時」までの時計の読み取りをしていきます。
「長い針が12だからぴったり〇時だね!」と声を掛けています。
30分単位の読み取り
次に、「1時30分」のように長針が6にある時刻の読み取りをしていきます。
「長い針が6のとき(まっすぐ下を向いているとき)は30分」と覚えていきます。
「ぴったり〇時」「〇時30分」が混ざった問題に取り組むことで、さらに定着を図ります。
5分単位の読み取り
1時間、30分単位の読み取りができるようになったら、次は5分単位の読み取りをしていきます。
「1は5分、2は10分」と言葉で説明すると難しいため、「1の横に5」「2の横に10」などと書かれた時計のプリントを用意します。
このプリントを続けることで「5、10、15…」と声に出して数え、5分単位の感覚を身に付けていきます。
1分単位の読み取り
5分単位の読み取りができるようになったら、最後は1分単位の読み取りを行います。
1分単位の読み取りをする前に「60までの数が言えるか」を確認します。
職員が目盛りを指しながら「1、2、3…60」と最後まで言ってもらいます。
実際に針を動かして確かめよう
時計の読み取りをする際、「6時55分」を「7時55分」と読み取ってしまうお子さまも見受けられます。
その際は、こちらの算数道具の時計を使い、実際に自分で針を動かします。
実際に針を動かすことで「6時5分、10分…55分」と数えて時刻を読み取ったり、「7時」から「6時55分」に針を動かし「もうすぐ7時だから6時55分か」と逆算をしたりして、時計を読み取ることもできます。
現在はデジタルの時計も多く、アナログの時計を目にする機会が減っており、時計の読み取りに苦手さを感じるお子さまが見受けられます。
日常の生活の中で「今、何時何分?」とたくさん声を掛けることで、さらに定着していくかと思います。
オレンジスクールあざみ野教室では、これからも一人ひとりに合わせた支援に努めてまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれて