どうして工作の時間があるの?
こんにちは、オレンジスクールあざみ野教室です。
朝晩だけでなく、日中も寒さを感じる今日この頃になりましたね。
コロナだけでなく、これからの季節流行するインフルエンザにも負けないよう気を付けなければなりません。
手洗い・検温・換気の徹底や、お子さまが帰った後の机やおもちゃの消毒など様々な対策をおこなうことでお子さまたちが少しでも安心して過ごせるよう心掛けています。
あざみ野教室では「勉強」「遊び」「読書」のほかに主に月初め、季節の作品を作ってもらう「工作」の時間があります。
今回は、この「工作」の時間に注目してお話していきたいと思います。
どうして工作の時間が?
勉強の時間は学力の向上や学びの習慣化、遊びの時間はお友達と関わる中での社会性の向上、読書は読解力や創造力の向上というように様々な効果や発育を促すことをねらいとして設定されています。
工作の時間はどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?
キーワードは…感覚統合!
人間には五感といわれている周囲の状況を判別するための感覚の他に、生存するために無意識に発動している原始感覚というものがあります。
この原始感覚が幼少期に養われていないと、大きくなってもその感覚の刺激を求めようと動き回ってしまったり不自然な姿勢を好んだりと、安定した学習姿勢が取りづらくなってしまうといわれています。
キーワードとして挙げた感覚統合は、原始感覚などを刺激する感覚遊びを通してまずは適切に身体を発達させることで勉強や運動、コミュニケーションの発達を促すアプローチになります。
つまり、工作の時間に手先を使ったり様々な感覚を磨いたりすることで安定した学習姿勢づくりだけでなく運動能力の向上やコミュニケーションスキルの発達に繋がるのです。
おうちでできるアプローチ
おうちで感覚統合を取り入れる場合はこのようなアプローチがあります。
- トランポリン
- ブランコ
- 平均台(バランスゲーム)
…縦横斜めと身体全体に大きな刺激を促すことができます。
- 砂場遊び
- 粘土遊び
- ボールプール
…触覚を豊富に使うことができます。
また、スキンシップを取ることも感覚統合において大切なアプローチの1つといわれています。
お子さまみんなが大好きな工作の時間には、実は大きな可能性が秘められていたのですね!
本ブログでも過去記事にてお子さまたちの作品をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
これからも工作の時間を通して、日本ならではの四季の移ろいを味わうと同時にたくさんの感覚を養っていきたいと思います。
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- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
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