お話づくりをしよう
こんにちは。オレンジスクールあざみ野教室です。
今回は、あざみ野教室で取り組んでいる「お話づくり」の教材についてご紹介させていただきます。
お話づくりとは
お話づくりとは、イラストを並べ替え、自由に物語を作る学習です。
イラストから読み取れることを言葉に表し、言葉と言葉を繋ぎ合わせる助詞を考えることで文を作り、文と文を繋いでお話を作っていきます。
言葉を思い出す時間を大切に
知っている言葉を使って文を考えていきますが、イラストを見て言葉を思い出すことが難しいお子さまもいらっしゃいます。
例えばお参りをしているイラストを見て「新しい年に行くやつ。こういうの何て言うんだっけ?」と「はつもうで」という言葉を思い出すことに苦戦する姿が見られます。
思い出そうとすることで、短期記憶から長期記憶へと定着させる効果があり、語彙が増えることにも繋がるため、すぐに答えを伝えるのではなく、思い出そうとする時間も大切にしています。
表情から気持ちを読み取ろう
お話づくりのプリントには、男の子や先生など人物のイラストが描かれています。
その描かれている人の表情から気持ちを読み取り、その気持ちを表す言葉を使って文を作っていきます。
気持ちを表す言葉には「楽しいと嬉しい」「悲しいと寂しい」など似ているけど少し違う言葉があります。
お子さまとプリントに取り組む際には「楽しい気持ちかな?それとも嬉しい気持ちかな?」などと登場人物の気持ちを表現するには、どちらの言葉が近いかを考え、語彙を増やすことができるよう支援をしています。
相手の表情から気持ちを読み取る力は、お友達とのコミュニケーションを取る場面で必要となります。
お話づくりに楽しく取り組むことで、相手の表情を読み取る力を伸ばし、気持ちに関する言葉を増やしていくことが出来るよう支援しています。
想像力を膨らまして考えよう
想像力と聞くと「自由な発想で新しいことを考える」「経験したことがないことを思い浮かべる」といったイメージが強いかと思います。
「想像力」とは、その意味だけでなく「相手の立場になって考える」といった意味も含まれます。
お話づくりでは、登場人物が複数いる場合もあり「女の子とお母さん」のように、それぞれの立場になって気持ちを考えることが出来るよう支援しています。
相手の立場になって考えることが出来ると、「思い通りにならない」と不満や怒りが減り、感情のコントロールにも繋がります。
お話づくりを通して、語彙を増やしたり、相手の気持ちを考えたりすることが出来るよう支援をしています。
今後も、お子さまに寄り添った支援を行うことが出来るよう努めてまいります。
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- じっとしているのが苦手
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