【 療育×教育 】 放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室 「【楽しい学習】のための環境づくり」
こんにちは。
オレンジスクール青葉台教室の小笠原です。
朝夕冷え込む季節になりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、子どもが長い時間椅子に座り続けることが難しい・・・というお悩みを抱えたご家庭は多いのではないでしょうか。
椅子に座るのが苦手な子どもたち。そこにさらに学習がプラスされると、椅子に座ることだけではなく学習をすることも苦手になってしまいます。
しかし、【『楽しいこと/興味のあること』だと、長い時間椅子に座っていることができる】というお子様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、学習が『楽しいこと/興味のあること』になるための導入として、青葉台教室で使用している【大きい数の数え方】の学習教材を紹介したいと思います。
大きい数の数え方(1~1兆の数)
まずは、1~1兆まで書かれた表を用意します。
そして子どもたちに、「今日はホワイトボードを使ってゲームをするよ!」と声をかけます!
「大きい数のお勉強だよ!」と声をかけると、「え~!」「やだ~!」という声が出てきてしまうので・・・(^^;)
ですが、「ゲームだよ!」と声をかけることで、「やった~!」「何やるの~?」と子どもたちは興味津々に尋ねてくれます。
次に、一人ひとりに数字の担当を割り振ります。
準備ができたら、ゲームスタートです!
職員が「まずは1を3つ並べます。」と声をかけ、1を担当している子どもは1のカードを3つ並べます。その後は10を5枚、100を2枚、1000を4枚・・・と順番に声をかけていきます。
この時、カードを並べるのが苦手な子や数字がまだ難しいお友達には、他のお友達が協力してカードを並べるお手伝いをします。
そして1~1兆までのカードを並べることができたら、次は子どもたちに、「それでは、それぞれのカードは何枚あるかを数えて、下に白い数字のカードを並べていきましょう。」と声をかけます。
すると、一人の子が「1は3つあるよ!」と声をかけ、もう一人の子が「じゃあ、『3』のカードだね。」とカードを並べていきます。
お友達とコミュニケーションを取りながら数字を作ることで、ついに大きい数字の完成です。
「それじゃあ、みんなで声に出して読んでみましょう!」
「六兆一千七百六十二億四千八百五十三万四千二百五十三!」
もちろん、スラスラと読む子もいれば、ゆっくりと数字を読む子もおり、まだ大きい数を習っていない子はお友達が言っている数字を聞きながら一生懸命読んでいます。
このとき大事なポイントとなるのが、【間違えてもいい/読めなくてもいい】ということです。
あくまでこれは勝ち負けのないゲームであり、『大きい数』に親しみを持つことの導入部分にしかすぎません。
読むのを間違えてしまった、読めなかったからと言って誰かに怒られる、指摘されることは一切ありません。
それよりも、子どもたちが『数がたくさんあるのって楽しい!』『数字って色々な種類があるんだ!』『数字を並べることができた!』と思ってくれることが大事です。
そのとき感じた感情をゲームの次には学習に生かし、学習の中で『楽しい』という感情が増えていくことで子どもたちは椅子に長い時間座ることができます。
オレンジスクール青葉台教室では、一つひとつの環境づくりを大切にしています。
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