主語と述語を使って分かりやすく伝えよう!

こんにちは!放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室です。
あっという間に12月になり、年末が近づいてきましたね。12月はクリスマスがあるため、青葉台教室では「サンタさんにお願いするプレゼントを決めたよ!」「サンタさんにお手紙を書いたよ!」と楽しみにされているお子様のご様子が伺えています。
また、当スクールでは感染症対策として、手洗いや水分補給の声掛け、加湿器を使用や換気を行っています。お子様が元気に活動できるよう、引き続き対策を行ってまいります。
主語述語について知ろう
さて、今回のブログでは【主語述語】の学習支援についてご紹介させていただきます。
主語述語は、文の組み立ての基本となる、とても大切な要素です。
特に主語は、書き手や話し手の意図を相手に分かりやすく伝えることができるので、普段から主語述語を意識してやり取りをすると、意思の疎通がしやすくなります。

主語とは?
文の中で「だれが(は)」「何が(は)」にあたる言葉で、文の主人公のようなものです。その文で、誰や何について述べているかを示します。
(例)
●花が咲く。(花が)
●私は走る。(私は)
●鳥が飛ぶ。(鳥が)
述語とは?
主語を受けて、その主語が「どうする」「どんなだ」「何だ」「ある・いる・ない」といった動作、状態、性質などを説明する言葉です。文の最後にくることが多いです。
(例)
●花が咲く。(どうする)
●私は走る。(どうする)
●空は青い。(どんなだ)
●彼が先生だ。(何だ)
主語と述語の関係
主語と述語は、文の骨組みとなり、お互いに結びついて意味をなします。
このように普段から何気なく使用している言葉ですが、何かを説明するときに主語があると、しっかりと相手に内容を伝えることができます。しかし、主語が抜けてしまうと相手に伝わりにくくなり、質問をたくさん受けたり、お互いの認識が異なったりしてしまうことがあります。

青葉台教室内でも、主語が抜けている内容で話し、相手との意思疎通が難しいことから「もういいや」と説明を諦めてしまう子ども達の姿も伺えます。
~ある日の教室内でのやりとり~
★子どもたち
☆職員
★「転んだんだよね。」
☆「大丈夫ですか?」
★「お友達だよ。」
☆「お友達が転んだんですね。」
★「あと、ドッチボールが得意。」
☆「お友達がドッジボール得意なんですか?」
★「僕だよ。」
☆「僕はドッジボールが得意と言うと、相手に伝わりやすいですよ。」
→このように、主語がないと相手に伝わりにくいため、初めから「お友達が転んだ」「僕はドッジボールが得意」と主語を入れて伝えられるようにお声掛けをしています。
主語がないと、正しく相手に自分の伝えたい内容が伝えられないだけでなく、相手を混乱させてしまうかもしれません。
学習プリントを通して
さらに、練習プリントに取り組むことで、主語と述語について理解を深め、日常生活でのやりとりに活用していただけるようにしています。
また、子ども達が気軽に解けるプリントをいくつか作成し、無理なく楽しく解き進めることで力をつけ、学習に前向きに取り組めるようにしています。

今後も子ども達の良いところを伸ばしていける様に支援していきます。
***********************
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理、整理整頓が苦手
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・学校にうまく馴染めない
【TEL】045−981−7388
【MAIL】aobadai@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室
************************
青葉台教室の近くには、青葉台小学校・榎が丘小学校・藤が丘小学校・もえぎ野小学校・つつじが丘小学校・田奈小学校・桂小学校・恩田小学校・さつきが丘小学校・みたけ台小学校・鴨志田第一小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
