ユニバーサルデザインフォントを使った学習支援
こんにちは。オレンジスクール青葉台教室です。
最近はインフルエンザが大流行し、子どもたちの中にも何人かインフルエンザにかかった子や学級閉鎖になった子がいます。
皆様、外出後には手洗いを十分にしてインフルエンザ対策をしていただければと思います。
青葉台教室でも子どもたちが登校したらまずは手洗いを呼び掛けています。また、必要に応じてマスクの提供をさせていただいており、日ごろの予防が大切であることを実感する毎日です。
その中でも元気に登校している子どもたちは、今日も青葉台教室でお勉強を頑張っています!
そんな子どもたちのために新しい学習プリントを用意したので、今回はその学習プリントをご紹介させていただきます。
主語と述語
国語の文章問題の基本となってくるのが、主語と述語です。
【オレンジくんは青葉台教室に登校した。】という文章であれば、主語は『オレンジくん』、述語は『登校した』になりますね。
このように『誰が(は)』・『どうする(どうした)』を文章の中で見つけるのは簡単なように思えます。
しかし、文章の最初と最後にくるものだけが主語や述語になるわけではありません。
例えば、【オレンジジュースをこぼしたせいで、絨毯が濡れた。】という文章のように主語が文章の途中にくる場合もあります。
ここで主語を『絨毯』と抜き出すことができれば完璧ですが、中には『オレンジジュース』と抜き出す子も多くいるかと思います。
そこで、主語と述語の問題を繰り返し行うことができるプリントを用意しました!
職員お手製のプリントは、子どもによって問題数を変えることや面白い文章を考えて問題にすることも可能です。
例えば、子どもが好きなキャラクターを主語に持ってくることで興味や視覚から主語を見つけやすくする工夫もできます!
また、問題数が多いとやる気をなくしてしまう子どもには、敢えて1問や2問程度のプリントを提供して問題数ではなく枚数をこなしていくように支援しています。枚数をたくさんこなすことで子どもたちも達成感を味わうことができますね。
他にも、職員お手製のプリントには子どもたちが取り組みやすいように工夫を施しています。
ユニバーサルデザインフォント
発達障害を持つ子どもたちの中には、文字のフォントによって濁点が付く言葉の見分けが難しかったり、文字の間隔によって読みやすさが変わってくる子がいます。
また、普段の生活の中で、文字が小さすぎると「ぱ」や「ば」の見分けが難しいということがあるのではないでしょうか。
さらに、文字同士の間隔が近すぎて文字の識別が難しい・・・ということもあるかもしれません。
そんな彼らや全ての人に対して見やすく読みやすい文字として開発されたのが『ユニバーサルデザインフォント』と呼ばれる書体です。
青葉台教室の職員が作成するプリントは全てこの『ユニバーサルデザインフォント』を使用しています。
子どもたちが少しでも問題に取り組みやすいように、また問題文を読みやすいように工夫をすることで、苦手な問題や今まで解くのが難しかった問題に対する意識を変えていくことができます。
今後も『ユニバーサルデザインフォント』や子どもたちにとって助けとなる様々な支援方法を活用していきます。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室
【TEL】045−981−7388
【MAIL】aobadai@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室
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青葉台教室の近くには、青葉台小学校・榎が丘小学校・藤が丘小学校・もえぎ野小学校・つづじが丘小学校・田奈小学校・桂小学校・恩田小学校・さつきが丘小学校・みたけ台小学校・鴨志田第一小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。