子どもの気になる行動の背景と対応
お子さまと面と向かってお話をする時間は、1日のなかでどのくらいありますか??
忙しいときには、ついついスマホやテレビを見せてしまうこともあると思います・・・。
もちろんスマホはとても便利ですし、子育ての中でも有効に活用することができます。
しかし頼りすぎてしまうと、人と人との関わり(親子関係)を育む時間が少なくなってしまうのです。
以下のようなお子さまの気になる行動はありませんか?
「やってはいけないことだと分かっているのにわざとその行動をする」
「わがままを言い続ける」
「気に入らないことがあると泣き叫んで訴える」
そこで今回は他者との関わりについて、お子さまの気になる行動の背景と、その行動を改善していくためにできる具体的な対応や支援方法についてお話します。
行動の背景とは・・・?
上記に挙げたお子さまの行動の背景には、
- 自分への愛情を確認する
- 大人の気を引きたい
- 大人との信頼関係を構築したい
などといったことが考えられます。
・自分への愛情を確認する
→「本当にぼくのことを大事だと思ってくれているかな?」
と、身近な大人(保護者など)から自分が愛されているという安心感を得るために行うことが考えられます。
・気を引きたい
→これは幼稚園や保育園といった集団生活の中でも起こりうることで、わざと悪い行動をすることで周りにいる大人(先生など)は「ぼくに注目してくれている!」と感じ、自分の存在をアピールしたいために行うことが考えられます。
→また、大人の気を引きたい、かまってほしいけれどどのような行動をとったら注目してもらえるのか分からないために上記のような行動をしてしまうことも考えられます。
・大人との信頼関係を構築したい
→これはお子さまを取り巻く環境が新しくなった時に起こりうることです。
例えば、新しい先生や自分と遊んでくれる大人に出会った際に、
「この人はどんな人なんだろう?」「心を許すことができる相手かな?」などとお子さまなりに考えて大人を試し、本当に信頼できる相手と良い関係を築いていくための過程として、上記のような行動をしてしまうことが考えられます。
お子さまと上手に関わるために
では、このような行動をとってしまうお子さまに対してどういった対応をしていくべきなのでしょうか・・・??
①落ち着いた気持ちで声掛けを
不適切な行動をしているお子さまを見ると、つい感情的になって怒鳴ってしまいそうになることもあるかもしれません。
しかしそれはお子さまの不適切な行動を減らすためには逆効果になってしまいます。
冷静に落ち着いた声のトーンでお子さまに声を掛けてあげてください。
②良い行動を見つける
「お母さんはあなたのことを見ているよ!」とお子さまに安心感を与えることも大切なことです。
なので日頃からお子さまの良い行動を見つけ、小さなことでも褒めてあげましょう。
そうするとお子さまは、「良い行動をしたらお母さんは見てくれていて褒めてくれるんだ!」と知ることができます。
このようにお子さまはポジティブに捉えることができ、良い行動を増やして不適切な行動を減らしていくことができます。
③スキンシップを大切に
肌と肌がふれあうことは愛情表現をするなかでとても必要なことです。
ぎゅーっと抱きしめて、「大好きだよ!」とたくさん声をかけてあげてください!
親子の関係を育む遊びとして、
・くすぐりごっこ
・ぎっこんばったん
・バスごっこ などといったふれあい遊びもあります。
是非、ご家庭でも実践してみてください!!
お子さまの成長でお困りのこと、子育てについて悩んでいることがございましたらお気軽にご相談ください。
体験・見学は随時受け付けております。
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