お家でもできる運動遊び
こんにちは!
オレンジスクール鶴見教室です。
本日は、運動についてです。
少しでも動かしてあげたい
オレンジスクールはビルに入っている教室が多いです。
この鶴見教室も例外に漏れずビルの2階にあります。
そしてご利用のお子さまは小学生が多く、皆さん元気いっぱいです。
本当なら外で遊ばせてあげたいところですが、お勉強もありますし、教室内でドタバタとするわけにもいきません。
そこで、オレンジスクール鶴見教室ではあまり大きな音を立てずに体を動かす遊びをいくつか用意しています。
もちろんただ遊ぶためだけではありません。
ADHD傾向の強いお子さまはまず運動して脳内にエンジンをかけてから、自閉傾向のお子さまは体を動かすことや人に触れることで、適度な距離感なども感じることが出来ます。
①重ね手たたき
こちらは昔からある遊びです。
名称も地方によって違うようですし、そもそも名前が無いところが多いようです。
最初に手を順番に重ねて、一番下の人が上の人の手をたたきます。
上の人たちは叩かれずに素早く手を引かなければなりません。
叩かれたら→叩かれた人が一番下になります。
叩かれなかったら→もう一度同じ人が一番下を行います。
最初は力の加減できる職員が一番下を行っています。どのお子さまもいつ動くか分からないドキドキ感を楽しみながら、叩かれまいと必死に避けます。
こちらはルールも簡単なので、職員が手をかざすと直ぐにたくさんの手が重なって来てくれる遊びです。
注意点としては力の加減は大人がコントロールする必要が有ります。
②手押し相撲
こちらは立って行うことのできる遊びです。
お互い手以外の部分には触れられないルールですので、過度な身体接触のあるお子さまに「触るのは手だけ」と教える際にも導入として用います。
あまり強すぎると転んでしまいますのでこちらも大人対お子さまの方が良いかと思われます。
③船長ゲーム
最後は船長役の「命令です」のみに反応して遊ぶゲームです。
もし「命令です」が無い指示が出たら、その指示には従ってはいけません。
「命令です、立ってください」「命令です、腕を上に挙げてください」など体を動かす指示も加えると、他の行動も制限しつつ体を動かすことが出来ます。
またこちらは「命令です」を聞き逃すまいとお子さまもしっかりと耳を傾けてくれるので、「机を片付けてきてください」「歩いて、帰りの準備をしてきて下さい」等も混ぜると環境も調整できます。
注意点はこちらの都合のいい事ばかりでなくお子さまが楽しいと思える指示もして下さい。
このようにオレンジスクール鶴見教室では、教室という限られた空間の中でも楽しく発達を促せる運動を取り入れつつ、日々活動しています。
今後ともお子さまの発達に寄り添った支援をしていけるよう我々オレンジスクール鶴見教室職員一同精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。