遊びから始める学習支援~正月あそび~
こんにちはオレンジスクール鶴見教室です。
新年あけましておめでとうございます。昨年は多くの方に支えていただき無事に1年間を終えることが出来ました。また今年もよろしくお願い致します。
さて本日は、昨年の最後に挙げる予定だった記事を載せたいと思います(遅くなりすみません)。まだ多少、お正月感の残るうちにご覧いただければよろしいのですが…。
こちらは「プリントに対する拒否感が強い」というお子さまに対して取り入れています。
ご紹介の方法としては最初に基礎的な遊びを挙げ、その後に応用版やレベルを上げて提示する際の方法などをご紹介いたします。
すごろく
こちらは「マスを決まった数進める」という大きなルールがあります。「いち、に、さん、し…」と数の数え方や増え方等を学ぶ事が出来ます。
またサイコロの目を数えるスピードも、数字のイメージ「5=●●●●●」が直ぐに頭に浮かぶか否かに関係してくるので、足し算の基礎に繋がります。
■応用編
少しレベルが上がると「人生ゲーム」的なすごろくがあります。こちらは歩数に加えて「お金」も導入され、「おつり」の理解も非常に早く進みます。
かるた
ひらがなの定着がゆっくりなお子さま向けです。お子さまは読み手の声を聴き、最初の文字の音と形を一致させることで札を探します。『き』と『さ』の違い等の判別も自然と行っていくことが出来ます。
■応用編
かるたの使い方には「読み手になる」こともあります。こちらは短い文章ながら沢山読むので、文章理解の苦手なお子さまに職員から「一緒に読んでくれない?」とお願いすることがあります。中には「一人で大丈夫」と普段よりも前向きに取り組んでくれるお子さまもいます。
漢字が苦手な際には「部首かるた」というものもあります。「理解、記憶、その情報を使う」の工程を短いスパンで繰り返し沢山行う事が出来ますので、記憶学習に向いています。
福笑い
こちらは「手にあるものの形を認識する」という部分で触覚を刺激する遊びです。いかに自分の触った物を脳内に形づくれるかは図形の問題などでも大事なスキルです。
■応用編
こちらは最初は地理が得意なお子さまとの遊びの中で見つました。
「地図パズルを目隠ししてはめていく」という遊びです。教室にある各県の形をしたパズルを触って「茨城…ならこの辺でしょ」とそのお子さまは次々とはめていきました。
確かに各県は唯一無二の形をしており、形さえ分かれば県名を当てることは可能です。地理が入ってくる小学校5年生のお子さまなどにも遊びを通してご案内しています。
今回は3種類の遊びをご紹介しました。よく見るとお正月の遊びとして定番の物ではないでしょうか。
年末最初のブログということでせっかくならお正月の遊びも楽しく学べる要素をご紹介できればと考え紹介させていただきました。
最後に
またこれ以前にも学習に関するご紹介を行っておりますので、気になった方はアーカイブを是非ご覧ください。また教室にご興味ありましたら是非見学にお越しください。
今後ともお子さまの発達に寄り添った支援をしていけるよう我々オレンジスクール鶴見教室職員一同精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。