子どもの『好き』『嫌い』
こんにちは!オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
「好きないろは?」「好きな食べ物は?」と聞いても
「好き」の意味を理解せず答えることが多い
そんなお話をよく耳にします。
保護者の皆様は大変なことだと思いますが、実は、好き嫌いはお子様の社会性に繋がる要素なのです。
「好き」「嫌い」という感情が社会性の発達にとって
- 自分の感情に気が付く
- 自分らしさの確立
という面で、とても大切な感情といえます。
今回はそのなかでもお子様の『好き』についてお話していきます。
『好き』という感情を知ろう
『好き(嫌い)』の感情を感じるのは一般的に3歳頃からと言われています。
まずは『好き』の感情を一緒に認めてあげることが大切です。
「りんごが好きなんだね」
「滑り台は楽しいよね」
言葉と感情が一致するようにお子様の気持ちや様子を言葉にしていきましょう。
『好き』とはどういう感情なのか、自分のことだけでなく、一般的なものごとで考えてみることも効果的です。
「猿はバナナが好き」
「ウサギはニンジンが好き」
「かえるは泳ぐのが好き」
「ドラえもんはどら焼きが好き」等々
一般常識や普段見ているテレビ番組から引用して考えてみると、『好き』という感情がどういうものなのか考えられ、自分に置き換えやすくなります。
自分の好きを感じよう
選択肢を設けて、その中で好きなものを選ぶことも自分の『好き』について考えるきっかけにもなります。
〇遊びたい玩具を選ぶ
ピコでは自由遊びの時間に好きなおもちゃを選んでもらっています。
おもちゃ箱から選ぶのが難しいお子様に対しては選択肢を絞って写真で提示し、選んでもらっています。
〇好きなものはどっちか考える
好きなものはどっちか、質問に答えていくゲームも実施しています。
自分の好きなものを考えたり、
お友達の好きなものを知ったりして、共通点や相違点に気が付けました。
また、年長のお子様は、なぜそれが好きなのか、どんなところが好きなのか更に深堀することで新しい発見もありました。
工作や塗り絵でも,使うパーツを選んだり,お絵かきをする際の色を選んだりしてもらっています。
様々な場面でお子様に選択してもらう機会を作ってあげることも,大人ができるアプローチの一つです。
『好き』を伝えよう
好き嫌いが分かってくると、自己紹介も上手に出来るようになっていきます。
自分の名前や年齢以外にも、好きな食べ物や、好きな色、好きな遊び等答えられると、自分のことをより詳しく相手に知ってもらえます。
実際に当教室では,プロフィールを作って,自己紹介をしたり,相手の好きなものを知る機会を設けています。
自分のことを知るためのソーシャルスキルの活動については、
こちらに詳しく記載してありますので,ご覧ください。
『好き』を知ることは本人にとっても周りの支援者にとっても大切なことです。
お子さまが自由な時間に何をすることが多いか、
どんな事に興味をもっているのか、一緒に見つけてみてください!
現在通所中の方も、今後療育を受けたいとお考えの方も、お子様の伸ばしたい力、苦手なことなどいつでもお気軽にご相談ください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。