社会性の土台作り～その２～
こんにちは、オレンジスクールピコ溝ノ口教室です！
まずは、11月の工作のご紹介です！今月はリスを製作しました。
顔は自由にお絵描きをしてもらい、しっぽの部分は巧緻性を鍛えるためのトレーニングとして、糸通しを行ってもらいました。
素敵なリスがたくさんできました。
毎月の工作は子どもたちもとても楽しみにしてくれています！！
さて、前回に引き続き今回も「社会性」についてのお話をします。
幼児期からの社会性の基礎・土台作りとして、今回は「感情・行動のコントロール」「聞く力」についてお話します。
感情・行動のコントロール
自分の思い描いていたようにものごとが進まないことがあると、
大人でももどかしい気持ちになったり、イライラしてしまったりしますよね・・・
「思い通りにいかないと癇癪を起こしたり、暴れたりする」
お子さまの癇癪などは、自分の気持ちの表現方法のひとつでもあります。
その気持ちを言葉などの代替方法で表現したりお子さま自身でコントロールすることができれば、
お子さまはもちろん、保護者の方もお子さまの気持ちや思いを受け止めることができますよね。
溝ノ口教室では感情・行動のコントロールの練習のひとつとして、勝敗のあるゲームを通して切り替えの仕方を学んでいます。
勝敗のあるゲームを実施する際には、下記のようなお約束事を事前に提示しています。
- おともだちと なかよく げーむをしよう
- るーるを まもって たのしく げーむをしよう
以前のブログでもお話させていただきましたが、お子さまにやってほしいことやお約束などは、
その行動や活動を始める前に伝える、教えてあげる
これが大切です！！
また、ゲーム後には負けてしまいどのような気持ちになったのか、お子さまに寄り添いながら話を聞いてあげることで、
お子さまは「頑張った自分を認めてもらえた」という気持ちになるとともに、自分の気持ちを言葉で伝える練習もできます。
聞く力
「一斉指示を聞く力」は幼稚園・保育園での集団生活はもちろん、就学にむけても重要な力となります。
「聞く力」の強化のために溝ノ口教室が行っているトレーニング（教材）を一部ご紹介いたします。
よくきいて びんご！
上記写真左は「身体の部位」、写真右は「色と形」のビンゴです！
ルールは通常のビンゴと同じで、指導員がくじを引き、そこに書いてある文字を読み上げます。
子どもたちはその単語（ことば）をよく聞いて該当するものに〇（まる）をつけていきます。
たてかよこの3マスがそろった際には「ビンゴ！」と言います。
写真のビンゴは3，4歳のお子さまを対象としています。
1回の指示で情報を処理し適切に行動することができるか、また2~4人の小集団で実施することで
集団の中での集中力強化のトレーニングにもなります。
よくきいてこたえよう
上記の写真は4~6歳のお子さまを対象とした教材です。
写真左の動物プリントを例に挙げてご説明します。
「らいおんに あかいろで ぜんぶ まるをしてください」
このような指示を出して適切に丸をすることができるかをトレーニングしています。
また、徐々に難易度をあげて2つ同時に指示を出すことなどもお子さまの様子を見ながら実施しています！
まとめ
11月は「社会性の土台作り」について溝ノ口教室での療育内容を一部ご紹介させていただきながらお話をさせて頂きました。
「社会性」は就学にむけてはもちろん、集団のなかで日常の生活を送る上でも培うべき大切な力です。
お友達との関わり以外にも幼児期から新しいものに触れたり、挑戦したり・・・など
たくさんの経験を積み重ねていくことで社会性は身に付いていきます。
お子さまとコミュニケーションをとりながら、是非いろいろな経験をさせてあげてください！！
お子さまの成長でお困りのこと、子育てについて悩んでいることがございましたらお気軽にご相談ください。
体験・見学は随時受け付けております。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延）・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。
