つないで覚えよう~漢字熟語マッチング問題~
こんにちは。オレンジスクール小岩第2教室です。
10月になり、教室の壁面飾りは、ハロウィンバージョンになりました。

窓の飾りは、秋の紅葉をイメージしたものになっています。

さて、いよいよ10月も終わろうとしています。秋は学校行事も多く、大忙しの毎日を送っていることと思いますが、イレギュラーなことが苦手なお子さんにとって負担を感じやすい季節であることは以前のブログでもご紹介させていただきました。行事が目白押しの学校生活に目一杯のエネルギーを使い疲れ果てていると同時に、学習は日に日に難しさを増していくため、不安が高まっているお子さんも少なくはないと思われます。
そこで、小岩第2教室では、なるべくお子さまが負担を感じずに「できた!」を実感できるような教材を工夫しています。
今回は、特に苦手なお子さんも多い漢字の熟語のプリントで取り入れているマッチング問題をご紹介させていただきます。
マッチング問題とは
マッチング問題(『線つなぎ問題』)は、関連するもの同士を線で結ぶ学習形式です。
漢字の熟語は意味とセットにして覚える方が定着しやすいと言われているものの、ひとつひとつの熟語の意味を辞書で調べるのはとても大変です。
その負担軽減のため、マッチング問題形式のプリントを用意しました。
漢字熟語とその意味を線で結びつけることで、どのようなメリットがあるのかを以下に挙げてみます。
【1】視覚的に意味を関連付ける
熟語の意味と実際に線で結びつけることによって、
視覚として意味をとらえて関連づけることができます。
熟語の読み・意味・文章の中での他の言葉との結びつきを強めて覚えることで、
単体で熟語を丸暗記するよりも圧倒的に記憶に残りやすくなります。
【2】自分で見て、考えて、選ぶ『能動的学習』(アクティブラーニング)の側面を持つ
選択肢を見て内容を読み、考え、選び、関連する熟語と意味を線で結ぶ…………
ただ単に受動的に意味を読むだけとは違い、
自ら能動的に動いて学習に参加することになるため、集中力が高まります。
【3】語彙力と推理力を深める
漢字熟語と選択肢を照らし合わせ、知っている言葉からヒントを得て
「この漢字が入っているから、この熟語の漢字と同じだな。こっちの意味かな?」
というように、自分で意味を考えることによって、熟語を理解しやすくなります。
『自分の力で解いている』実感を得ることが出来るのです。
次に、実際に小岩第2教室で使用している漢字熟語のマッチング問題形式プリントを例に挙げてご紹介します。
漢字熟語のプリント例

小学校1年生から3年生で習う漢字を用いた熟語を、下の意味と線でつなぐマッチング問題にしています。
読み仮名は、最初はヒントとして欄外に載せて選択形式にしています。
さらに、下の意味の文の漢字を蛍光ペンでマークアップして、上の熟語と関連づけられるようにしています。
漢字一文字ずつの意味があやふやだと間違ったつなぎ方をすることもありますが、
「意味の文の中に出てくる漢字と熟語の漢字をよく見比べてから、もう一度考えてみよう」
と伝えると、お子さんは別の関連付けを考え始めます。
間違いから学ぶことで正しい関連付けがより強固に頭に残ると同時に、『〇〇だから△△となる』と論理的に考える練習にもつながります。


ヒントありで読めるようになり、意味も間違えなくなってきたら、次は読みのヒントなしの熟語の読みに進みます。その次には読みのヒントと意味の文中のマークアップのヒントなし・漢字のなぞり書き、というように、段階的に少しずつヒントを減らしていきます。習熟度によって、この進み方は臨機応変に変えていきます。
なお、読み仮名を振った熟語を声に出して読み上げると定着率が上がるため、教室でも読み上げてもらっています。
読めるようになってきたら、次は書き問題へと進みます。


書き問題は、最初はヒントとして熟語の一文字だけ記入してあります。
ヒントありで書けるようになったら、いよいよヒントなしで書く、というように、ここでも少しずつヒントを減らしていきます。
同じ熟語を文章の中でどのように使うのかを掴むために、熟語を用いた短文の問題も同じ熟語で用意しています。
(※【漢字テストメーカー】さんのサイトで作成しています。)




順に、読み仮名のヒントありバージョンとヒントなしバージョン、一文字だけなぞり書きヒントありバージョン、全くのヒントなしの書き問題に挑戦バージョンとなります。定着度によって適したものを使います。
短文の問題を繰り返し取り組んでいくうちに「文章を丸ごと覚えてしまって熟語の意味まで把握していないな」と感じられた時には、意味を線でつなぐマッチング問題のほうに戻ります。このあたりも、随時様子を見ながら行きつ戻りつで進めていきます。
※もし読めない漢字・書けない漢字があった時は「お手本を見て書いても大丈夫」と伝えます。
(同じ熟語の読み・書き問題なので、お互いをお互いのお手本として使えます。)
まとめ

以上、実際に教室で使用している漢字熟語と意味のマッチング問題プリントをご紹介しました。
熟語の読み・意味・文章の中での他の言葉との結びつきを強めて覚えることで、漢字を単体で覚えるよりも効果的に記憶に残りやすく、忘れにくいという最大のメリットがあります。
そして、ヒントをふんだんに盛り込むことで問題に取り組むハードルを下げ、徐々にヒントを減らしてステップアップしていくことを意識してプリントを作成しています。
※過去のブログ『スモールステップ』もご覧ください。
学習効果が高いだけではなく、『これなら自分でできる』という自信が高まる漢字熟語マッチング問題。是非ご参考にしてみてください。
オレンジスクール小岩第2教室では、お子さまとご家族を支える様々なサポートを行っています。
ご興味のある方は見学・相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。(N.O)
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