避難訓練をおこないました
年度末になり、大人も子どももあわただしくなってきました。
今年度を振り返ると同時に、次の年に向けての期待と不安が高まっています。
避難訓練
鶴見教室では現在、避難訓練期間に入っています。
おもに以下のことを練習します。
防災ヘルメット
訓練では防災ヘルメットの使い方を学びました。
一動作で完成する組み立て式のヘルメットですが、緊急時にパニックにならないために安全を意識して行動するよう職員から伝えました。
おかしも
お・・・おさない
か・・・かけない
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
避難のときの「おかしも」の確認をします。
子どもたちも学校や色々な場所で同じ指導を受けているのですぐに振り返ることができました。
避難ルートの確認
火災、地震を想定して避難場所である近隣の小学校まで歩いてみるなど、実際の避難を想定して訓練を行います。
避難に使うルートは、なるべく安全なルートを選びますが、歩道が狭い場所や危険な道は事前に歩いて体験することが重要です。
ADHD(注意欠如多動症)のように、注意力に困難のある子は突然飛び出したり、どうしたらよいかわからず固まったりしてしまうことがあるので、職員がついて1つずつ教えます。
見通しをもつことが、彼らの行動をスムーズにしてくれます。
指導の大切さ
緊急時に冷静に行動できるかは、日頃の指導が大事です。
オレンジスクールのように放課後等デイサービスに通う発達に困難のある子は、その場で対応するということが苦手な子は多いです。
よって避難訓練のように事前に大事なことや、心構えを教えておくことは非常に重要になります。
特に、自閉症スペクトラムを抱えている子は、急な対応にパニックになる子もいるので十分配慮が必要です・
その反面、
◆火事のときは窓を閉める、ハンカチで口をふさいで姿勢を低く非難する
◆地震のときは机の下に隠れる、窓には近づかない
など大事な対応をよく覚えて周りに声を掛けてくれる子も多いです。
避難訓練のような場でも、「長所を生かして周りに貢献する」という体験を積んでいく姿に頼もしさを感じました。
最後に
来年度の入学を控えたお子さまのご家庭からも、ありがたいことに多くのお問い合わせをいただいております。
日常生活での不安なことや、その子に合う学習方法が他にあるのでは?と言ったご相談も多く寄せられ、日々の活動の中で使えた支援内容は面談などでご家庭とも共有させていただいております。
アーカイブをご覧になっていただくと、教科書やプリント学習以外にも、遊びを学習としての見方を書いたものもございますので、是非ご覧になってみてください。
いよいよ新小学1年生になられるご家庭も、進級を控えたご家庭も子どもの不安や高揚が高まり落ち着きがなくなる時期になってまいります。何かありましたらお気兼ねなくご連絡ください。
今後もお子様に合わせて色々な学習や遊びを通したサポートを提供していきますのでよろしくお願いします。
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オレンジスクール鶴見教室では学習支援×療育支援を行っています。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えているなどありましたらお気軽にご相談下さい。
- 鶴見教室の半径2Km以内には、豊岡小学校、鶴見小学校、下野谷小学校、潮田小学校、末吉小学校、下末吉小学校、聖ヨゼフ学園小学校、東台小学校、汐入小学校、市場小学校、平安小学校、生麦小学校、入船小学校、京町小学校、寺尾小学校があります。