分数を目で見て理解しよう
こんにちは。オレンジスクール小岩教室です。
今週から、江戸川区の学校は臨時休校となり、
小岩教室では、10時~16時で開所しております。
検温、手洗い・うがい、消毒の徹底をして、指導員を含めた
子供達の健康管理には十分に気を付けて参りたいと思います。
今回は、小岩教室で使用している
分数を視覚的に支援する教材を紹介していきます。
分数の難しさ
小学校2年生の3学期に分数の単元が始まり、
分数とは何かという導入を学習します。
小学校3年生では分数の計算に加えて、
小数との関係性について学習していきます。
これまで整数のみで四則計算をやってきた子供達からすると、
分数は新しい世界で分かりづらい単元になります。
たとえばたし算やひき算は「あわせていくつ?」や「のこりはいくつ?」など
子供たちの生活の中で想像しやすい場面が多いですが、
分数はなかなかイメージがしづらいですよね。
また、1の概念も難しく、分母と分子が同じとはどういうことなのか?
3分の3も6分の6も、どうして同じ1になるの?と疑問に思う子もいます。
小岩教室の2~4年生のお子さんたちも、分数の課題に苦戦しています><
見て!触って!動かして!
前回に続き、100均アイテムを使った 指導員お手製の教材です!
30センチのマグネットシートをそれぞれの等分で切り離しています。
ホワイトボードに貼ると使いやすいです^^
そして、なんと!
マグネットをひっくり返すと
小数のシールが貼ってあります。
(割り切れないものは省略しています)
これを使うことによって・・・
- 実際に 並べて 大きさを 比べることができる
- 1の概念 が 理解しやすくなる
- 小数との関係性 が わかる
メリットがあります。
このように並べると、4つの分数は「すべて等しい」ことが分かります。
これは、5年生で習う「約分」の考え方にもつながってきます!
また、小数に対しての大小関係も比較することができます。
「0.5」と「10分の5」を並べて、「等しい」ことも確認できますね^^
数が大きくなると、対応しづらくなる難点はありますが、
分数の基礎でつまづいている子にとっての「わかる!」を引き出す教材としては、
活用することができます^^
今後も、子供達の負担を少しでも軽減できるような、
工夫した教材を発案していきたいと思います!