「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の小岩教室(放課後等デイサービス)

褒めて伸ばしていくために

こんにちは。

オレンジスクール小岩教室です。

 

3学期が始まって冬休み気分もすっかり抜け、子どもたちは寒い日でも元気に学校に通っていますね。みんなの宿題を見ていると、新しい単元を学習していたり、進級に向けての復習などに取り組んでいて、どの子も一生懸命頑張っています。

 

 

今回のブログでは頑張っている子供たちへの褒め方についてお話していきたいと思います。ご紹介するのは12月に行われました保護者会兼講習会の内容から抜粋しております。

 

「褒める」ときのコツ

 

みなさんは、子どもを褒めるときどのような言葉を使いますか?

「すごい!」「えらいね~」「がんばったね!」などの言葉以外になかなか見つからないなあ・・と思っている方。実は褒め方にもコツがあるんです。

 

わかりやすく4つのパターンに分けてご紹介していきます。

 

 

①即時性

 

その場ですぐ褒めることです。意識すれば1番カンタンにできることでもありますね。

 

例えば「おもちゃを片付けた」→「きれいになったね!」

「自分の席に座った」→「すぐに勉強できるね!」など、

当たり前の行動ですが、すぐに褒めることが大切です。このことを後で褒めたとしても、子供たちは何を褒められたのかなかなか思い出せません。

 

②多様性

 

同じパターンだと慣れてしまうので色々な褒め方をすることです。

例えば、「漢字を覚えた」→「画数が多いのによく書けたね!」「音読みも訓読みも覚えたんだ!」「さすが〇年生のお兄さんだな~」などいろんな視点から褒めてあげます。

 

 

③明示性

 

何がよかったのか、具体的に褒めることです。

例えば、「テストで100点を取った」→「毎日、勉強してたからだね!」

「お友達におもちゃを貸した」→「○○くん、喜んでるね!ありがとう!」

など、自分の行動がどう結果につながったのか言葉で示してあげることで良い行動を認められた、と自信につながります。

 

④間欠性

 

少しずつ褒めるのを減らすことです。

難しいところではありますが、いつも褒めているだけだと「褒められないと行動できない」子供になってしまうこともあります。

ある程度、行動が定着してきたら褒めることを減らしてみて、また新しい行動に対して思いっきり褒めてみるのも有効かもしれません。

 

 

頑張ったところに目を向けて

 

いかがでしたでしょうか?

 

子どもたちと関わっているとどうしても悪いところに目が行きがちで「~~しなさい!」「ダメでしょ!」と叱る場面が多くなってしまいます。子どもがそれに慣れてしまうと逆に『悪いこと』をして注目を集めようとする傾向がでてきます。するとまた怒られる・・・という悪循環にもつながります。

 

 

当たり前のことでも「褒められた!」という体験はその子にとって嬉しいことであり、「認めてもらえた」「自信がついた」と自覚して成長していくことができます。小岩教室でも、様々な経験の中で子供たちの『良いこと』に対してたくさん褒めて、伸ばしていけたら、と思います。

 

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