
音韻意識ってなあに②

こんにちは!
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室です。
今回は以前のブログでも取り扱った「音韻意識」を扱った遊びについてご紹介させていただきます。
音韻意識とは?

改めて音韻意識とはどういった事なのかを軽く説明させていただくと、
音韻意識とは、「言葉の音に注目する力」つまり、単語がどのような音で構成されているかを意識する能力のことを指します。
例えば「おれんじ」は「お」「れ」「ん」「じ」に分けることができ、それぞれの4つの音が組み合わさって出来ているということを理解する力が音韻意識にあたります。
この音韻意識の定着がひらがなの読み書きの習得に大きく関わってくるため、様々な方法を用いて音韻意識を育てていく必要があります。
音韻意識を育てるための遊び

音韻意識がひらがなの読み書きの習得に必要だという事はお分かりいただけたかと思います。
とはいえお子さんに無理矢理習得させようとすると、逆に学習への苦手感や抵抗感に繋がってしまう恐れがあります。
そのため、教室では音韻意識を育てるためにまずは様々な遊びに参加していただいています。
- 単語すごろく
通常のすごろくはルーレットやサイコロで進む数を決めますが、言葉すごろくは複数の単語カードを用意し、出た単語の文字数だけ駒を進めることが出来ます。
例えば「りんご」は3つ、「クッキー」は4つ進むことが出来ます。
初めは特殊音節(しゃなどの拗音、ちいさいつの促音など)がない単語カードで行い、慣れてきたら「っ」や「ー」など様々な単語で進めていくなどレベルの調整も行えます。
- しりとり
言葉遊びの定番ともいえる「しりとり」も言葉の最初や最後の文字に注目することで言葉の「音」に気付くきっかけとなるため、音韻意識を育むのに効果的な遊びと言えます。
- カルタ
こちらもカードゲームでは定番ともいえる遊びですが、始めの文字だけに注目するという点では音韻意識を育む練習となります。
段々とひらがなの読み書きが出来るようになった際には、自分でオリジナルカルタを作ってみるのも楽しいですね。
- グリコ
じゃんけんをしてグーで勝ったら「グリコ(3文字)」、チョキで勝ったら「チョコレート(6文字)」、パーで勝ったら「パイナップル(6文字)」の文字数だけマスを進んだり、階段を昇りながら決められたゴール地点を目指していく遊びです。
こちらは身体も一緒に動かしながら音韻意識を育むことが出来ます。
最後に
今回紹介した遊び以外にも「逆さま言葉」や「回文」など誰もが遊んだことのある遊びが実は音韻意識を育むきっかけとなっていると言えます。
お子さんが楽しみながら学ぶことが出来るようにまずは遊びの中で音韻意識を育むことが出来るといいですね。
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