火事想定の避難訓練
こんにちは、オレンジスクール小岩第2教室です!
今回は集団支援の時間に行った避難訓練(火災想定)の様子をお伝えいたします(6月下旬に実施したものになります)。
『お・か・し・も・ち』
指導員から、安全に避難するための合い言葉【おかしもち】(押さない・駆けない・喋らない・戻らない・近づかない)をホワイトボードに掲示して説明すると、初めて目にする児童も、すでに学校などで見聞きしたことのある児童も注目し、集中して話を聞いています。
次に、指導員が児童一人一人にヘルメットを配りながら装着方法を説明し、頭を守るための大切なものであることを伝えます。普段は見慣れない防災用のヘルメットですが、ベルトやバックルなどで遊んだり指を挟んだりしないように細心の注意を払います。
避難場所への移動
ヘルメットの装着練習を済ませてから、整列し、いざ避難場所へと移動を開始。
(熱中症対策のため、実際にはヘルメットは被らずに移動しています。)
避難場所は『小岩の森公園』。オレンジスクール小岩第2教室からは児童の足で徒歩3~4分のところにある小規模な公園です。
教室を出たら、車に注意しながら二列に並んでみんなで歩きます。
低学年の児童には、指導員が隣に付き添いながら進みました。
避難場所到着・点呼
しばらく進むと、避難場所の『小岩の森公園』に到着。
指導員が児童の人数を数えて点呼を取ります。
公園には魅力的な遊具がたくさんありますが、指導員があらかじめ『今は避難訓練中で遊びではないので遊具には触らない』ということを注意すると、指示に耳を傾けてくれました。
教室へ戻り訓練終了
点呼が終わり、もと来た道をみんなで一緒に帰ります。
行きはどこかそわそわした様子だった児童も、帰りには落ち着いて素早く行動することが出来ていました。
一度体験したことに対する指示は受け入れやすく、ここでも訓練の大切さがわかる場面でした。
教室に戻った後に、教室長から訓練の総評を伝えています。
自然災害が発生した際には、いかに安全に迅速に避難できるかどうかが大切であり、大人であっても災害に直面すると恐怖と焦りで冷静な行動が出来なくなることを話しています。パニックに陥っても、自然災害などの緊急事態の際には、指導員からの指示を聞くことが、みんなの命を守るために各自ができる協力であることを伝え、さらにこの日の避難場所への行き帰りを10分で出来たことは、みんなの協力のお陰であると感謝を伝えています。
こうして、避難訓練は無事終了となりました。
まとめ
今回の避難訓練は火災を想定して実施しましたが、災害は他にも地震・台風・集中豪雨による水害など、様々な事態が予想されます。いつもと違う状況に不安を覚えるあまり慌ててしまって危険が及ばないように図やイラストを用いて見通しがつく説明を工夫しつつ、指導員が落ち着いた声掛けをすることで、最初のうちは心配な表情を浮かべていた児童も、大きく心を乱すことなく指示に従って行動することが出来ました。
オレンジスクール小岩第2教室では、災害が起きた時に児童が環境の変化に応じられるよう、年に2回の避難訓練を実施予定です。いざという時にご利用されているお子さんの身を守れるように認識を高めてまいります。(O.N & S.R)
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