季節を感じる活動
こんにちは、オレンジスクール鶴見教室です。
すっかり秋も涼しい季節になりました。服装も徐々に暖かいものに変わっていますが鶴見教室には、まだ半袖で登校される元気いっぱいなお子さんもいらっしゃいます。
そんな秋にぴったりな療育の活動についてご紹介します。
編み物
最近は、毛糸を使った編み物を教室で行なっています。
子どもたちの中には、普通の編み棒を使うのは難しい子もい流ので、ストロー編みや指編みで編んでいます。
このように療育では季節にあった遊びをすることも大事な経験となります。
女の子は、小物を作って楽しそうに持って帰ります。
また、編み物をしている間は、楽しい雑談に花が咲き、コミュニケーション能力を高める場となっていきます。
こうして編み物を通して、手先の器用さも高まり日常生活の困難も減らしていくことができます。
どうして指先を鍛えるの?
療育では指先を使って不器用さを改善を図る取り組みが多くあります。
これは、日常生活で使用する技能(「ボタンの取り外し」「靴紐を結ぶ」など)を高めることが理由です。
またその他にも、集中力や注意力を高めるという効果もあります。
これは、子どもたちは遊びを通して「目で見て手を思った通りに動かす」と言う経験を積むことで、意識せずとも手が動くようになります。
結果、周りの音を聞く力に注意力を振り分けることができるので、注意力や集中力を高めることが可能となるのです。
このように人間は発達の段階で、順番に能力を獲得していきます。しかし、発達障害を抱える人は、多くの人とは違う順番で発達してしまうために、社会生活に困難を抱えてしまうことがあるのです。
(発達障害は元々Developmental disorderの訳ですが、これは「発達の順番が異なる」と言う意味です。)
よって、成長段階に合わせて、適切な活動を取り入れることで、社会生活に必要な力を獲得することができます。
今後も発達に困難のあるお子さまが安心して成長できるように、職員一同全力を尽くしてまいります。
よろしくお願いします。
オレンジスクール鶴見教室では学習支援×療育支援を行っています。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えているなどありましたらお気軽にご相談下さい。
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