「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の東戸塚第3教室(放課後等デイサービス)

音読に取り組もう

 こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
 宿題として定番の音読。学校によっては毎日の宿題に取り入れられていることもあり、ご家庭でもお子様の音読を聞く機会は多いのではないでしょうか。今回はそんな「音読」についてお話します。

■ 音読と朗読の違い

 文章を声に出さずに読む「黙読」に対して、声に出して読むことを「音読」と言います。それでは、同じように声に出す「朗読」との違いはあるのか、疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 音読では、声の大きさや抑揚、速さや間の取り方といった技能面を意識します。それに対して朗読では、自分が思ったことや考えたことを踏まえ、聞き手に伝えるというところが重要になります。音読は文章の内容や表現の理解へと重点があり、朗読では思ったり考えたりしたことを表現性を高めて伝えることに重点があるという点で、両者は異なるものだと言えます。

■ 音読の効果

 音読には、様々な効果があります。内容によっては声に出さずとも十分効果を得られるものであり、学年が上がるにつれて黙読が求められる機会は増えていきます。けれども声に出して読むことで、第三者が聞くことにも意味があります。
 保護者の方がお子様の音読を聞くことは、「何ができていて」「どこに苦手を感じているのか」、お子様の学習状況を知るためにも重要です。

・文字を正しく読めているか確かめる
・内容を理解しているかどうか確かめる
・自分が理解したことを表出する
・響きやリズムを感じながら、言葉のもつ意味を捉える
・文章をどのように感じるかを把握する

 他にも、記憶力の向上や学習へのモチベーションを高める等、音読をすることには様々なメリットがあります。

■ 音読における支援

 音読をする上で、文字を一文字ずつ読んでしまったり、単語や文章を飛ばしてしまったりすることもあると思います。上手く読めないことは、苦手意識にも繋がってしまいます。
 その際にはリーディングトラッカーやカラーバールーペといった道具を使う他、本文に直接書き込んだり下敷き等で文章を隠したりする工夫も有効です。

 単語の区切りを強調したり、読む範囲を狭めたりすることで、集中を促します。

■ 終わりに

 音読には様々な効果があるものの、対応次第でその力は増減します。つかえたり読み間違えたりしても責めるのではなく、良かったところをポジティブな言葉で伝えることで、自信を持つことや楽しく取り組むことに繋げていくことが大切です。
 教室でも一人ひとりが前向きに音読へと取り組めるよう、支援していきたいと思います。

参考:文部科学省 小学校学習指導要領解説 【国語編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説

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【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室(横浜市戸塚区品濃町543-2つるや第2ビル2階)
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

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