形を知ろう!
生活していく中で、色々な形に触れていますよね。
その形を目で見て、何の形かを捉えてから持ってみたり、積み上げたりしていると思います。
形は幼児期のうちに身に着けておきたい基礎概念の1つでもあります。
学習の土台となる基礎概念は、就学前に身に着けておくことで、就学後のつまずきを減らすことが出来ます。
当教室では、豊かな図形感覚を養うための学習もおこなっているため、ご紹介していきたいと思います。
形の種類を知る
形の基本は、「まる」「さんかく」「しかく」です。
まずはこの基本を覚えることが大切になってきます。
この3つの形を覚えることができたら、色々な課題に取り組むことができるようになります。
これらの課題は、平面だけでなく、立体の物も形という認識ができるようにする目的で
形ごとに分類していく物です。
また、形容詞を学んでいるお子様に対しては、「赤い丸だね」や「大きい丸」など
色や大きさも交えて学ぶ機会を設けたりしています。
日常から形に触れる機会はたくさんあります。
「丸いボールだね」「机は四角いね」
というように、日ごろから形を意識できるような声掛けをしてあげることで、
自然と身に付くことが出来るようになっていきます。
この3つの形の理解が出来るようになれば、星型やひし形、ハート型など、
日常生活でよく見る形も興味を持ち、認識が出来るようになります。
形の組み立て
形の認識ができるようになったら、形がどのように組み立てられているのかを
パズルや知育玩具を用いて学習していきます。
〇タングラム
タングラムは、様々な形を組み合わせて見本と同じ形になるように組み合わせる物です。
思考力や想像力、集中力向上にもつながります。
作った形が、魚や家など知っている形になると達成感も味わうことができます。
〇運筆
実際に、自分で形を書いてみる学習があります。
鉛筆をどのように動かしたら、形になるのかをなぞり書きなどで行っています。
形を使った学習
実際に、当教室で行っている形を用いた学習をご紹介していきます。
〇数を用いた学習
これは、見本の形を実際に手元で作り、何本の棒を使ってどのような形になっているのかを考える課題です。
数の勉強にもなるとともに、実際に作るという工程から想像するや、空間認知を鍛えることにもつながっています。
〇同じ形を作ろう
これは、見本を見て覚え立体のブロックを組み立てる課題となっています。
どのブロックをどこに置けば良いのかを、考えるため見る力も必要となります。
楽しくゲーム感覚で取り組める課題となっているため、
お子様たちも「できた!」という達成感を味わうことができます。
〇積み木
遊びの中でも触れることができ、特に積み木は形を捉えて組み立てるため、
お子様にとって良い玩具となっています。
積み木で遊ぶことにより
・集中力
・巧緻性
・発想力
・空間認知能力
などの向上にもつながるとされています。
まとめ
形は生活の中で、たくさん触れ合うことができる学びです。
そして、形を知ることで様々な能力の向上にもつなげることが出来るため、
幼児期に身につけておきたものとなります。
今回、オレンジスクールピコ溝ノ口教室で行っている、形を使った課題をご紹介してきました。
当教室では、お子様の気持ちを第一に大切にしているため、
「楽しい」「やってみたい」という気持ちを持てるような課題を提供し、
「できた!」という達成感を味わえるような時間をつくっていきます。
今後も、お子様の年齢や課題に応じた学習を提供できるようにしていきたいと思います。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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