6月SSTのご紹介☆
こんにちは。オレンジスクールピコ東戸塚教室です。
今回は、6月に行なったSSTの活動をご紹介したいと思います。
〇声の大きさを知ろう
声の大きさのイメージを、写真のようなグラフにしています。アリは小さい声、うさぎは普通の声、ゾウは大きい声と動物で表すことでイメージを持ちやすくしています。怪獣は「お耳が痛くなる大きい声」と説明しています。
実際に指導員の真似をして、声の大きさの違いを練習しています。うさぎの声(普通の声)から練習し、それより大きい声、小さい声と音量の調整をしています。
その後、場面カードを用い、「病院ではどんな声がいいかな?」と質問しています。「アリさん」と答えるお子さまもいれば、「うさぎさん」と答えるお子さまもいます。どちらの答えも否定はせず、「先生に質問された時はうさぎさんの声で答えるといいね。でも先生がモシモシ(聴診)している時は小さいアリさんの声がいいね」「ゴホゴホって体調が悪い人がビックリしちゃうから、アリさんの声がいいね」等と具体的な場面に合う声の大きさを伝えています。
<ねらい>
- 場面に応じて声の大きさを変える必要があることを知っていく。
- ボリュームを調整する練習をする。
〇新聞紙遊び
最初に、四つ折り等に折った新聞紙の上にはみ出さないように座ったり立ったり片足立ちをしてもらいました。次に切込みを入れた新聞紙をパンチして破くことを楽しんでいます。最後に新聞紙をちぎったり丸めたり、サーキュレーターの風で飛ばしたりすることを楽しみました。
<ねらい>
- 新聞紙を自由に丸めたり、破いたりすることで手先の発達を促す。
- 感触や音を楽しむ。
折った新聞紙の上に乗る際には、「足がはみ出さないように乗れるかな?」「次はレベルアップだよ。さらに小さくするよ」等とゲーム形式で楽しんでいます。お子さま自身も足をどの位置に置けばはみ出さないか考えながら立つ姿が見られています。
ちぎる際には、縦に長くちぎったり小さくちぎったりと色々なサイズにちぎることを楽しんでいます。指導員も一緒に楽しむことで、「どうやるの?」「これでいいの?」と不安な気持ちにならないよう配慮しています。サーキュレーターの風に舞う新聞紙を追いかけてキャッチしたり、どのくらい高く飛ばすことができるか試したりと、身体も多く動かして楽しむ様子が見られました。
〇工作(流れ星)
6月の最終週に、七夕の流れ星の工作を行ないました。
<作業内容>
- スズランテープをさく。
- 星にお顔とお願い事を書く。
- 星にスズランテープを貼り付ける。
<ねらい>
- 願い事を考える。
- 季節の行事に触れる。
- 作品を完成させることで達成感を味わう。
7月7日は七夕です。七夕は、織姫と彦星が1年に1度だけ、天の川で会える日とされています。短冊にお願い事を書き、笹の葉に飾ると、織姫と彦星の力で願いが叶えられたり、悪いものから守ってくれたりするという言い伝えがあるそうです。
季節の行事の工作を行なう際には、「7月7日は何の日か知っている?」と聞いたり、簡単にですが行事の背景を伝えたりしています。
今回の工作では、スズランテープを使用しています。引っ張ってもちぎれませんが、縦に持つとスルスルとさくことができます。新聞紙や折り紙とはまた違った感触を楽しむことができます。
工作活動では、様々な素材を使用し、感触を楽しんだり、指先の発達を促したりできればと思っています。
〇まとめ
教室では、社会の中で生きていく際に必要になる力を育むための活動を今後も取り入れていきます。お子さまが興味を持って楽しく取り組めるよう、易しく且つゲーム感覚で取り組める活動を提供し、様々な力を少しずつ身に付けてもらえるよう支援していきたいと思います!
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