困ったこと・できなかったことと向き合おう
4月は療育活動週間で「オリジナルフォトカード作り」を行いました。
それぞれ創意工夫を凝らし、真剣に取り組んでいました。
今回は先月の療育活動週間について、お伝えしていきたいと思います。
オリジナルフォトカードを作ろう
オリジナルフォトカードは、厚紙と画用紙で写真を飾ってメッセージ等を書けるカードです。
お子様は画用紙の色をご自身で選択し、その色合いからどんな飾りつけをしたら綺麗になるかなど様々なことを考えながら作成することができました。
ふりかえりシートの活用
昨年はどう思った・どういう気持ちになったかなど感想を中心に
ふりかえりシート
を作成しました。
繰り返し取り組む中で、気持ちの表現が難しかったお子様も、少しずつ言語化ができるようになってきました。
今回はふりかえりシートの内容をさらに改善し
【よかったこと】
【困ったこと・できなかったこと】
について書く欄を設けました。
さらに【困ったこと・できなかったこと】は、どうすれば【よかったこと】に転換できるかを考えました。
困ったこと・できなかったことと向き合う大切さ
普段【困ったこと・できなかったこと】への対応を考える機会が少ないようで、
「どういうこと?何を書いたらいいの?」
と戸惑う様子が見られました。
そのため、
【困ったこと・できなかったこと】の原因を想像し、その原因に対してどのようなアプローチ方法があるかを考えてみよう
と促すと、
「のりをたくさんつけちゃったから乾かなくて、他の紙にくっついちゃったから今度作ることがあったらのりの分量を考えるといいのかな?」
「大きいビーズを付けちゃったからカードが綺麗に折れなくなったから、カードを折って平らにすることを考えて、ビーズの大きさに気を付けようだね!」
「黒い画用紙を選んじゃったからペンは色がよくでなかったんだよね。でも先生に色鉛筆で描くといいよってアドバイスをもらって、色鉛筆で描いたら綺麗に色が出たよ!」
とそれぞれご自身の【困難だったこと・できなかったこと】をふりかえり、【よかったこと】へ変換するため、一生懸命考えることができていました。
困難だったことに対応する力を養う
【困ったこと・できなかったこと】は、誰しも目を背けたくなることだと思います。
しかし、日常生活の中で困難なことに出くわした際、なにもしないというわけにはいきません。
「どう対処した、どう動いた」だから「解決の方向に導くことができた」という
【困難なことを乗り越えた経験】
が積み重なると、失敗を恐れず何事にも挑戦することができます。
今回の活動では、困難に対応するための方法を考えることを目的に振り返りを行いました。
オレンジスクールでは、お子様たちが様々なことに挑戦する機会を設け、失敗や困難があった際に一緒に考え、立ち向かうことができる力を育んでいきたいと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。