算数の文章題の苦手を緩和しよう!
さて、今月のテーマは「算数の文章題」です。
小学校1年生から触れる「算数の文章題」
算数の計算に加えて、文章の読み取りも同時に行う必要のある課題であるため、苦手意識を持っているお子さまも多くいらっしゃるように感じます。
そんな苦手意識を少しでも緩和できるような取り組みを本日はご紹介いたします。
算数の文章題を解くにあたって、必要な力とは?
算数の文章題を解くには、どのような力が必要になるでしょうか。
例えば下記のような力挙げられます。
①文章を正しく読む力
②文章をイメージする力
③イメージしたものを、式に表す力
④正しく計算し、答えを書く力
算数の文章題が苦手なお子さまは、これらのどこかに見落としや躓きがあることが多いです。
どこに躓きがあるかを見極め、それらに対応していくことが大切です。
解決へのアプローチ
それでは各項目について詳しく説明し、解決へのアプローチをご紹介します。
①文章を正しく読む力
「文字を正しく認識する」
「読み飛ばさない」
まずは「文章を正しく読みとる」事にフォーカスを当てた支援を行います。そのため、国語に近いアプローチを行うことが多くなります。
「読み飛ばし」をしてしまうお子さまに対しては、文章題の一部にラインマーカーを引くなどして、大事な部分の見落としを減らしていきます。
②文章をイメージする力
書いてあることを理解しイメージすることで、何を問われているのかを捉える
例えば「10個入りのみかん箱が2箱あります。全部でみかんは何個あるでしょう」という問題。「全部で」という言葉だけで判断をしようとすると、たし算とかけ算のどちらか判断がつきません。
10個セット×2箱のイメージを頭の中で作ることができれば、「かけ算」と判断できますね。
オレンジスクール鶴見教室では、これらの内容を絵で表現する取り組みも行っています。
絵が得意なお子さまは、お絵描き感覚で楽しく進めることが出来ているようです。絵が苦手なお子さまでも、〇や線などをうまく使いながら進めていただきますのでご安心くださいね。
③イメージしたものを、式に表す力
+、-、×、÷のどれを使うのかを正しく判断する
文章題に選択肢(+、-、×、÷)を用意しています。これに〇をつけるだけで終了。
正しく四則計算を使い、式に落とし込むことができているかを確認する段階です。
④正しく計算し、答えを書く力
計算は行わずに、まずはどの四則計算を使うか判断に集中することで、お子さまの負担を減らします。
ケアレスミスを減らす
単位などにも注意して答える
ケアレスミスが多いお子さまに対しては、「見直しチェック」としてチェックボックスを用意しています。
文章題で必ず問題となってくる「答え方(単位など)」も細かに見ていきます。
文章題の苦手を克服しよう!
このように、文章題を解くには様々な力が必要です。お子さまの状況に合わせて、無理の無いような支援を行って参ります。
算数の文章題に苦手意識などございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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