夏休みのプログラム
こんにちは。暑い日が続いていますね。
体調の管理には気を付けたい日々です…。
さて、夏休みは午前10時から午後4時まで、
いつもより長い時間を教室で過ごす子たちがほとんどです。
課題を行う時間やお昼ご飯の時間、自由に遊んで過ごす時間…
それぞれの子ども達にとって安全で楽しい療育時間になるようプログラムを用意しています。今日はその一部をご紹介します。
アナログゲームで療育を
自由遊びの時間はアナログゲームが人気です。
アナログゲームは待つこと、慎重になること、考えること、力を加減することなど…療育的な取り組みができる優れものでもあります。
今回は夏休みから新しく取り入れたゲームを紹介します。
まずご紹介するのは「スティッキー」!
ルールは簡単です。サイコロで出た色のスティックを抜いていくだけ!3色のスティックは太さが異なり、得点も黄色1点・赤2点・青3点となっています。倒してしまったらゲームは終了。その時点で自分が抜いたスティックの点数を競います。
簡単そうに見えますが、指先の細かい感覚が必要だったり、どのスティックを抜けば崩れないか…と観察し考えることが重要です。
次は「アイスクラッシュ」!
こちらもルールは簡単で、ルーレットで出た色の氷をトンカチで叩いて抜いていきます。キューブが崩れてペンギンを落とした人の負け!
やはりこのゲームも、適度な力加減で叩いたり、崩れない場所を探す戦略的な考え方ができたりするとより楽しいです。ここなら大丈夫かな〜と考えて氷を叩いたのに、一気に崩れちゃった…!なんてことも…。運の要素もゲームの面白さのひとつです。
今回紹介したゲームは、複数の子どもたちとの集団療育になるため「ルールや順番を守ること」を自然に覚えることにもつながります。
小岩教室でも子どもたち同士で「次は〇〇くんの番だよ」と声をかけたり、次の子にサイコロやルーレットを渡してあげる、といった他のお友達を思いやる、優しい一面もみられました^^
音楽レクリエーション
次に紹介するのは、音楽レクリエーションの時間です。
ピアノとギターが得意な先生たちが演奏!
音楽に合わせて、学校で習った歌やアニメの歌など、
歌ったりリズムを取ったりしながらリフレッシュします。
落ち着きがなかったり、衝動的になりやすかったりする子たちは、一見すると興奮しているように見えるのですが、実際は頭の中が活発に働かなくなっていることが原因と言われています。そのため、リズムに合わせて体を軽く動かしたり、歌を歌ったりすることで、頭の中を元気付けていくための取り組みでもあります。
このように、課題に取り組む様子だけではなく遊びの姿からも、
その子の性格や特性、発達段階などを見極め、より良い支援が提供できるようにしています。
見学やご相談など、お気軽にどうぞ!