オレンジスクール【[小3]勝負(勝ち負け)へのこだわり、癇癪(かんしゃく)、学年が低いうちに・・・】東戸塚教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)
こんにちは。
放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚教室 の高橋です。
今回は「【小1】勉強(足し算、引き算、平仮名)、入学前に・・・?」で予告したとおり、療育の視点から、友だち関係や勝ち負けへのこだわりについてのお話をします。
社会に出て働けない大人が思いのほか多くいらっしゃいます。働けたとしても、ADHDを抱え「イライラしやすい。せっかち。」「報告や相談のタイミングが分からない。」「仕事の段取りがうまくいかない。」と、職場で苦労されている方が沢山いらっしゃいます。
前述以外にも、社会に出て周囲(同僚や取引先)との人間関係が構築できていない等ありますが、職場で上手くいかない方々のほとんどが、子どもの頃の勝ち負け(勝負事)の経験が圧倒的に少ない方が多いです。子どもの頃から避けてきた・・・又は親が「負けると癇癪を起すから」「フォローが大変だから」とやらせなかった(親が避けさせていた)・・・と色々と理由はあるでしょう。
しかし出来る事なら、学年が低いうちから勝ち負け(勝負事)を経験させてあげてください(小3までには経験させてあげてください)。特に勝負(勝ち負け)へのこだわりを見せる子、癇癪(かんしゃく)を起す子はなおさらです。年齢が上がってから経験を積ませようとしても、友だちが避けるようになってしまうので、学年が低いうちに勝ち負け(勝負事)の経験をさせてあげ、こだわりや癇癪(かんしゃく)がおこらないように慣れさせてあげましょう。
では、どのように経験させるのかというと・・・いきなり勝負(勝ち負け)・白黒がハッキリしているもので経験させるのは荒療治すぎますので、まずは勝ちだけで負けが無いゲームから経験させてあげてください。例えばジェンガやキャプテンリノなどが良いでしょう。またババ抜きやUNOでも良いのですが、その場合は1位が決まった段階で勝者を称え終了にし、負け組みの人数を多くし、「負けたのは自分だけじゃないんだ!」という環境を作ってあげてください。どちらかというと「1位の人、おめでとう!」の世界を演出してください。又、この時点ではゲームには運要素の強いものが良いでしょう。
慣れてきましたら、運要素だけでなく自己判断(駆け引き)が含まれるものを取り入れていきましょう。手持ちの札と相手の札を推測して、勝負への駆け引きを勉強するのです。これを経験することによって、「今日はここまで準備しておいたから、明日は大丈夫!」と自己管理への発展も見込めます。
子どもにより経験する勝負事の質・量が異なりますが、最終的には「自己判断(駆け引き)により勝負に負けたのだから仕方がない」「次はここまで準備してから勝負に挑もう」という考えになるまでにしてあげたいです。
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- じっとしているのが苦手
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。