一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
「療育×学習」「知能×社会生活能力」により、一人ひとりに寄り添った教育・指導を行います。
発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。
2017-01-20
こんにちは。
放課後等デイサービス オレンジスクール の高橋です。
前回は「【[小3]勝負(勝ち負け)へのこだわり、癇癪(かんしゃく)、学年が低いうちに・・・】」で療育面のお話をしましたので、今回は【勉強を嫌がる子には、どう勉強させればいいの?】というテーマで勉強面・学習面からお話をしますね。
オレンジスクールに来られるお子さまは、ほとんどの子が勉強が嫌いです。
そもそも、世のほとんどのお子さまは勉強が嫌いです。なかには大人に褒められたく勉強する子や、本当に学ぶ事の喜びを知っていて勉強する子もいますが、ほんの一握りです。
嫌いなことにたいして「一生懸命やりなさい」と取り組ませるので、嫌がるのは当たり前で人間の本能でしょう。ストレスも溜まります。
ただ知っている事に対しての問いかけには、すんなり答えてくれたり取り組んでくれます。また、たまに「一生懸命、勉強しているな」と思い、ノートをのぞき込んで見ると、既に解ける問題ばかり勉強しています。
ここに勉強ができる子とできない子の差があります。勉強ができる子は、自分が分からない個所に真摯に向き合って勉強するのです。
勉強嫌いな子に勉強をさせるのに、「勉強を嫌がる子でも、既に自力で解ける問題はやる」という所にポイントがあります。勉強時間の全てに「自力で解ける問題」を割いていると前には進みませんが、ちょっとでもそこに新しいことを差し込めれば前に進みます。
ただし、新しいことを差し込み過ぎると拒否反応が出ますので、絶妙なサジ加減が必要です。これが難しいです。拒否反応が出ずに勉強をするという事に慣れてきたら、新しいことを学ぶ量を少しずつ増やしていきましょう。
さて、人間は忘れる生き物です。折角勉強し新しいことを学んでも、それを使わないとずっと覚えていることは出来ません。放っておくと1週間後でもかなりの量を忘れるでしょうし、2~3日でもけっこう忘れてしまっています。
なので、出来る事なら前日に勉強したことを「自力で解ける問題」として取り組んでもらうのが効率的です。もっというなら、その日に学んだ新しいことは「自力で解ける問題」として、最後にもう一度取り組んでもらった方がいいでしょう。
最後にもう一つお話をさせてください。
覚える為に、脳にインプットする作業ばかりするのは、子どもにとっては地獄です。
例えば掛け算を覚えるにしても、都道府県を覚えるにしても、呪文のようにひたすら唱えたり、書きまくったりする作業は辛いです。
同じ覚える作業にしても、脳から吐き出して覚える作業はまだ楽です。
次のようにカード等を利用するのがいいでしょう。
これは保護者の皆さまは、学生の頃によくやられた暗記法だと思います。
是非、お子さまにもカードを作ってあげてください。
もちろん「できたら褒める」ということは忘れずに。
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。