オレンジスクール【[小2]嫌々掛け算を勉強していても、なかなか九九を覚えられなくても頑張っているんです】東戸塚教室 – 放課後等デイサービス(自閉症、ADHD、学習障害(LD)を抱えるお子さまに教育と療育を。)
こんにちは。
放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚教室の古野です。
新学期が始まって半月が経ちましたが、お子さまは新しい環境に慣れてきましたでしょうか?この4月で、オレンジスクール東戸塚教室も開所から5ヶ月が経ちました。今ではたくさんの生徒さんが毎日元気に登校してくれて、日々賑やかに学習や活動に取り組んでいます。
小学校2年生は、1年生の時と比べると格段に勉強するレベルが上がります。その最たるものが掛け算(九九)です。今後の算数の勉強において、避けては通れないところです。もしここでつまずいてしまうと、その後の長い学校生活でのお勉強が非常に困難になってしまいます。
例えば、次に習う割り算も九九を覚えていない苦労しますし、三角形の面積を求めるために「底辺×高さ÷2」をしたり、道のりを求めるために「速さ×時間」をしたりと・・・。
このような掛け算(九九)の必要性を十分にわかっている学校の先生やお家の方はなんとしてでも九九を習得させるために、何度も繰り返し暗唱させ、膨大な問題量をこなさせ、あの手この手を使うことと思います。しかし当の本人は、大人の心配と苦労も、自分に訪れる先の苦労なども知るはずもなく、何度も九九の暗唱を強制させることに苦痛を感じ始めるのです。こうなると悪循環が生まれてしまいます。
九九に限らず、こういった悪循環を加速させる要因は「できないこと」に意識が向いてしまうことです。ついつい私たち大人は、「これくらいできて当然。」「これができたならもっとできるようになるはず。」「こんなこともできないようじゃ。」と子どもに要求をしてしまいがちです。
それは子どもへの期待の表れであり、同時に「これができればこの子が後々楽になるから。」「これくらいできておかないと苦労するから。」という愛の心だということは疑いようがない事実です。しかし、やっぱり子供からしてみれば強要や、うるさい小言にしか聞こえないのです。悲しいですよね。そしてまたイライラして・・・。
では、どうすれば親も子も円満、悪循環を打破できるのでしょうか。
それは「できた」ことを認めることです。特に小学生の子どもにとって学習とはほぼ未体験であり、何の為に勉強するのか・・・勉強の必要性など分からないまま、遊ぶ時間やテレビを見る時間を我慢して学習しているのです。
彼らは彼らなりに目の前の課題に対して取り組む姿勢を見せ、例え結果が満足のいくものでなかったとしても、自分のペースで努力を重ねているのですから、大人の役目は、それを見逃さず、しっかり褒めてあげることです。
褒められると、とっても嬉しい気持ちになって、なんだか幸せですよね。頑張ってよかった、もっと褒めてもらいたい。大人の私も、褒められると有頂天になります。子どもならなおさらですね。
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- じっとしているのが苦手
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- 意外なことで突然癇癪を起す
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- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。