自己肯定感を高めるための工夫~その2~
こんにちは、オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
今回は前回に引き続き、お子さまの自己肯定感を高めるための工夫をご紹介いたします。
その中で今回は「褒めること」についてのお話です。
褒めることで認める
褒められるということは誰でも嬉しいことですよね!
前回のブログでもお話をしましたが、幼児期のお子さまに対してはまず、できていることを見つけて上げ、それをお子さま自身に自覚してもらうことが必要となります。
そのための手段として、「褒める」ことが大切となるのです。
できていることを褒めてあげることで、お子さまは「自分は○○ができるんだ!」と知ることができると同時に、「できると褒められる」と言うことを経験します。
これを学ぶことでお子さまは
「できるようになれるように頑張ろう!」「褒められると嬉しい気持ちになる!」といったことをさらに学ぶことができるのです。
以上のことが誰かに認められているんだ、という自己肯定感へと繋がっていきます。
お子さまの良い行動に注目する
良くない行動に対しては「だめだよ!」「なにしているの!」と怒ってしまいますよね・・・。
ですがこの注目は、良くない行動を増やす原因になってしまうのです。
注目とは、良い行動だけではなく、良くない行動に関してもその行動を強化し、増やしてしまいます。
そのため、子どもはわざと叱られるようなことをして、大人の注目を得たり自分をアピールしたりすることがあるのです。
このパターンが気付かないうちに繰り返されてしまうと、保護者の方にとってもお子さまにとっても悪循環となってしまいますよね・・・
では、視点を変えて良い行動(適応行動)に注目してみたらどうでしょうか・・・??
保護者の方がプラスの視点を持ち、お子さまに肯定的な注目をしてあげることで、お子さまからも良い反応が返ってくるのです!!
たとえその行動が、当たり前のことであったり以前からできていた行動であったとしても、それに注目し褒めることで、
お子さまの中では
○○をしたら褒められる→正しい行動だと理解→もっと褒められたい→良い行動の増加
という良循環が出来上がるのです!!
褒め方のコツ
①簡潔な言葉で
褒め言葉は短めに、お子さまが分かりやすい言葉で伝えましょう。
褒め言葉の一例をご紹介します!
- お子さまを認める→「よく頑張ったね!」「えらいね!」「すごいね!」
- 感謝をする →「○○してくれてありがとう!」「助かったよ!」
- 行動に興味を示す→「素晴らしいことをしているね!」
- ボディタッチ →「頭をなでる」「抱きしめる」
②その行動を実況して褒める
良い行動をしようとしたとき、している最中にも褒めてあげることが必要です!
例えば「片付けをする行動」を例にとってお話します。
- 片付けを始めたとき→「お片付けできて偉いね!」
- 片付けている最中 →「すごい!あと少しだね!」
- 片付け終わった際 →「全部お片付けできたね!えらいね!」
このようにお子さまの行動に対して、少しずつ褒めてあげることがとても大切になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか・・・?
褒める際に一番大切なのは、お子さまの性格や年齢に見合った褒め方で、視線を合わせ明るい表情で褒めてあげることです!
お子さまの様子をよく見て、是非、良い行動にたくさん注目してあげてくださいね!!
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