文章を作ろう!
年明けから早いもので、1月がもうすぐ終わりますね。今年度もラストスパートと言ったところでしょうか。子どもたちからは、「もうすぐ〇年生になるんだよ!」「中学生になったら部活が楽しみ!」など、来年度を心待ちにする声も聞こえてきています。
寒い日が続き、変わらずコロナウイルスが心配される日々ですが、当教室ではさらに気を引き締めて感染対策を行っていきたいと思います。また、胃腸炎などの感染症も流行っているそうなので、皆様お体にお気を付け下さい。
さて、溝ノ口教室で保護者様やお子様にご相談いただくお悩みのひとつに「文章を書くことが苦手」というものがあります。学校や生活の中でも、自分で考えて文章を作成する機会はたくさんあるかと思います。
本日は、溝ノ口教室で取り組んでいる文章作成の力を付けるための支援をご紹介したいと思います。
主語と述語を学ぼう
始めは、かんたんな「主語と述語のみで構成された穴埋めのプリントに取り組みます。イラストから、「『だれ』が『なに』をする」を考えることで、文章の基本となる主語と「述語」を正確に捉えて、文章の組み立てを理解していきます。
修飾語を学ぼう
次に、「どこで」や「どのように」などの「修飾語」が含まれた穴埋めのプリントに取り組みます。「修飾語」は文章を的確に、より詳しく表現するために大切になります。しかし、使い方を間違えてしまうと文章が正しく伝わらなくなってしまいます。プリントで繰り返し「どこで」や「どのように」を考えて文章を作り、「修飾語」の使い方を身に付けていきます。
助詞の使い方
その他にも、助詞が苦手なお子様には助詞の穴埋めプリントを用意しております。助詞が変わるだけで文章の意味ががらっと変わってしまうので、こちらも文章を構成する上でとても大切になってきます。イラストに合わせて「に」「が」「で」「を」などの助詞を当てはめていき、使い方を身に付けていきます。
お話しを作ろう
文章の構成や組み立て方、表現の仕方が身に付いたら文章作成に取り組んでいます。簡単なストーリー仕立てになっているイラストからお話しを作って書いています。
まずは、穴埋め形式になっているため、イラストを見て自分が思いついた言葉を空欄に入れて、文章の作り方を理解していきます。答えが決まっているわけではないので、お子様も想像力豊かに取り組むことができます。
自由記述のプリントでは、お子様が考えたストーリーを1から文章にしていきます。「だれが」「なにを」「どこで」「どのように」といったキーワードを大切にしながら、楽しみながら取り組んでいます。
このように、段階を踏みながらお子様のペースに合わせて支援をしています。お子様が興味や関心を持ち、楽しんで文章を作り、文章作成が好きになってもらえることを目標として、今後も支援に努めていきたいと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、
ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール溝ノ口教室
【TEL】044-455-5661
【MAIL】mizonokuchi@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 溝ノ口教室
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溝ノ口教室の周辺には、高津小学校・東高津小学校・坂戸小学校・久本小学校・下作延小学校・上作延小学校などがあります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。