ソーシャルスキルの習得
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です!
日増しに寒さが募ってまいりましたが、皆様お変わりありませんでしょうか。気温が低くなると、体温も低下するため、身体の免疫機能も低下してしまいます。ウイルスに負けないよう、十分な栄養と休息を取って、どうぞご自愛ください。
今回はソーシャルスキルについて、お話をさせていただこうと思います。
ソーシャルスキル
ソーシャルスキルとは様々な定義があり、定義の内容に多少のバラつきはありますが「対人場面において相手に適切かつ効果的に反応するために用いられる言語的、非言語的な対人行動である」とされております。
つまり、他人と良い関係を築き、社会に適応するために必要な能力のことを言います。
具体的には
- 自己対応力
- トラブル対応力
- 意思伝達
- 状況や他者の状態理解
- 対応力
といった複数の能力のことを指します。
上記のような能力を育てることをソーシャルスキルトレーニング(SST)といい、いくつかの方法をご紹介させていただきます。
ソーシャルスキルトレーニング
社会で人と接する際に生じる挨拶のようなコミュニケ―ションはもちろんのこと、日常生活を営む上での生活スキルもソーシャルスキルに含まれます。
1つはお子様の身近で起こりやすいような出来事に、どのような対処方法があるのかをあらかじめ学習しておくことで、緊急時にも対応ができるようになります。
鶴見教室では「こんなときどうする?」という様々なシーンが描かれたカードを使って、ソーシャルスキルトレーニングを行っております。
絵柄に対して、まずはお子様達がどのように感じたのか、又はどのようにすればよかったのかをお聞きし、職員と最も良い方法を確認しております。
また、意見を出し合うことにより、ご自身の意見を言い、相手の話を聞くことができるので、コミュニケーション能力の向上にもつながります。
2つ目は相手の気持ちや表情を読み取る練習です。
相手が落ち込んでいる時や喜んでいる時、その場に合った声掛けや行動を取るためには、相手の状況を正確に読み取る必要があります。
イラストとどの気持ちの言葉が繋がるかを考えていただき、適切な状況の把握について学習することができます。
また、他者と上手にコミュニケーション取っていくために、ルールやマナーについても教室では学習しております。
こういったプリントで、物を借りたりする際にはお声掛けが必要か必要ではないかを判断していただき、状況を読み取る学習をしていただいております。
まとめ
社会の中でソーシャルスキルが求められる場面は多くありますが、全ての人が高いソーシャルスキルを持っているわけではなく、社会で生きていく中で、必ずしも高いスキルが必要とは限りません。
また、ソーシャルスキルの会得度合は生まれ育った環境やご本人の本来持っている性質による個人差も影響します。
ですので、小さいうちだけでなく、どのタイミングからでも、ソーシャルスキルは身につけることができます。
お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談下さい。
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