「ラビリンス」を楽しもう!
夏休みが空けましたが、コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、お子様が通われている学校も普段通りの授業が行えていない事と思います。
しかし、子どもたちからは「久しぶりの学校楽しかった~!」と喜ぶ声も聞こえてきています。子どもたちが、以前のようにみんなで集まって学校生活を送れる日が戻ってくることを願い、当教室も感染症対策を引き続き行っていきたいと思います。
さて、オレンジスクール溝ノ口教室では、療育の時間に様々なボードゲームで遊んでいます。本日は、その中で「ラビリンス」のゲームをご紹介したいと思います。
ラビリンスとは?
ラビリンスは、タイルが敷き詰められてできた迷路に散らばる「宝物」を、タイルを差し込んで迷路を繋げて、集めていくゲームです。
「宝物」は全部で24個あり、それをプレイヤーに均等に分配し、プレイヤーは分配された宝物を集めます。
~手順~
①タイルを盤面の縁から押し込み、迷路を動かします。この時、迷路は一列ずつ動かさなくてはなりません。
②迷路の中で、自分の駒を動かします。宝物のところに辿り着いたら獲得となります。
これをプレイヤーが一人ずつ順番に行っていき、全ての宝物を集めてスタート地点に戻ったプレイヤーの勝利となります。
やってみよう!
ゲームをやる際には、「ルールを理解し身に付けること」「順番を守ること」などが必要になります。そのため、社会性を育むきっかけになっています。
始めは、自分の駒の周囲しか見えず、1つずつしか宝物を集めることができないことが多いのですが、だんだんと盤面を大きく捉えることができるようになると、長く道を繋げて一気にたくさんの宝物を獲得できるようになります。また、先を見通して盤面やコマを動かしていくと、スムーズにゲームを展開していくことができます。これらは、「物事の全体を見る力」や「先を見通す力」の獲得や成長に繋がっています。
慣れてくると、自分のことだけでなく、相手の様子を観察して「相手はどの宝物を狙ってるのかな?」「どう動くのかな?」と考えて予想をすることができ、相手を妨害しながら、相手が動かした迷路を上手く活用して宝物を獲得できるようになります。「観察力」や「思考力」が自然と身に付いていくのです。
本来は個人戦のゲームですが、当教室では子ども同士で「先生は○○を狙ってると思うから、協力して阻止しよう!」と会話をして力を合わせて戦う姿も見られました。
ゲームの中で友達との関わり方を知ることができたり、力を合わせて目標を達成することで協力したことによる達成感を味わうことができます。
この様にゲームを通して、子どもたちの様々な成長の様子が伺えています。
当教室では、引き続き、ゲームを通して楽しみながら学べるよう工夫してまいります。
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。