集団で遊ぶ楽しさ
こんにちは。
オレンジスクール小岩教室です。
なかなか梅雨が明けず、
もう7月が終わりますが、子供たちは
夏休みまであと少し!と頑張っております。
体調管理に気を付けて、1学期を終わらせたいですね!
今回は子供たちの「遊び」について、
紹介していきたいと思います。
発達段階によって
発達心理学の面から見て、子どもの遊びは、
- ひとり遊び
- 傍観遊び
- 並行遊び
- 連合遊び
- 協合遊び
と、大まかに5つに分類できます。
「ひとり遊び」は文字通り、一人で遊んでいる状態を指し、
「傍観遊び」は他の子の遊びに興味を持ち始めた段階になります。
「並行遊び」は、同じ空間で違う遊びをしていること。
「連合遊び」は、同じ空間で同じおもちゃで遊んでいること。
「協合遊び」は、さらに仲間意識を持って、役割分担がある状態です。
小岩教室では・・
学習が終わってからの自由時間では、
お子さんの性格や好きな事・モノにも左右されますが、
ひとり遊び~協合遊びまで、どの段階の遊びも見られます。
以前、ご紹介した工作は「ひとり遊び」「傍観遊び」になりやすい遊びですね。
こちらは大人気のおもちゃのレゴです!
ヘリコプターに車、かわいいおうちなど、
指導員もびっくりするほど、細かく再現されてますよね!!
この遊びで、子供たちの様子を観察していると、
「連合遊び」と「協合遊び」のどちらかの状態になることが多いです。
例えば、
Aくんはタイヤを使って車を作り、Bちゃんは建物を作ってケーキ屋さん、
Cくんは四角いブロックをただ積み重ねていく、など、
同じおもちゃを使っていても、それぞれの遊び方をしています。
これが「連合遊び」です。
この状態だと、子供たち同士の関りがあまりないため、
「先生見て―!」や「先生、お客さんやって!」など、
自分の主張したいことを、指導員に対して発信するのが特徴的です。
ここで終わってしまうと「連合遊び」の段階ですが、
「協合遊び」につなげていくには、
指導員の声掛けがポイントになります^^☆
「じゃあその車でケーキ屋さんまで乗せてください」や
「Cくんの四角ブロックで車をカスタマイズしてみたら?」など、
それぞれの遊びをつなげるように、世界観やストーリーを展開させると、
子供たちも自然と、他の子との関わりを持ち始めます。
それが慣れてくると、少しずつ自分たちで発信していくようになり、
ここ最近では、指導員の介入がなくとも、
「プール付きのお家ができたよ!」
「いいな!わたしのお家とつなげていい?」
「ピンポーン!お届け物でーす!」
などなど、子供たちが自由にお話を作り、
その上で、お友達との交流が生まれます。
こういった遊びの中で、他者との関わり方を経験していくんですね^^
遊びが終わってからも
片付けの時間や帰り際に、みんなで今日の振り返りをするとき、
「今日は楽しく遊べたね!」や
「○○ちゃんと仲良くできてうれしいね!」などと、
楽しいこと嬉しいことを言語化して伝えてあげることも、
子供たちの感性を育てるポイントになります。
オレンジに来たらいろんなおもちゃで、
お友達と遊べて楽しい!と思えるような、
場所になれていると、わたしたちも嬉しい限りです^^!