作文についてのお話
こんにちは。オレンジスクール藤沢教室です。
日中は暖かい日も段々と増えてきて、すこしずつ春を意識し始める季節となってきました。
とはいえ、まだまだ朝晩の寒さは厳しく、風邪やインフルエンザなどの感染症もまだまだ気を付けたい時期ですので皆さまも引き続きご自愛くださいね。
本日は、教室内でお子さんたちが取り組んでいる
作文についてお話ししたいと思います。
作文課題の目的
私たちの教室では作文課題を、
文章を書く練習、自分の思いを言葉にする練習、ひらがなやカタカナ漢字、助詞や接続詞などの確認、原稿用紙の使い方の確認
など、様々な意図をもって行っています。
特に、カタカナの書きを苦手とするお子さんは少なくありません。
しかし、ある程度の年齢以上のお子さんにカタカナのなぞり書きや練習プリントを渡してもあまりやる気はでないですよね。
そういったお子さんに対して、上記の力も伸ばしつつ、苦手としているカタカナなどの一部分を確認していけるのはお得な教材と言えると思います。
①最初の作文~状況説明~
こちらの課題では、もう1枚そのお子さんの興味をひけるようなキャラクターや動物の写真などの画像を印刷し、その絵や写真の状況を文章を書いてもらっています。
例えば、このような画像を1枚出したら、
のように書くことができます。
誰が、何をしているかの主語と述語に注目し考える練習になります。
もちろん、文章を書くことでひらがな・カタカナ・漢字の確認も行えます。
また、この教材では、四角で囲むことによって「が」「を」「に」「は」などの
助詞に注目できるものになっています。
いつ、どこでの欄は用意した画像によっては書きづらいこともあるため、
書きやすいような画像を用意したり、そもそも主語と述語だけの教材を用意したりと、
お子さんに合わせて柔軟に変えています。
画像のような教材で上手に書けるようになってきたら四角などの補助を外し、
マス目の紙に自分で考えて書く教材に進んでいったりと成長に合わせ進めていきます。
②自分の気持ちをいれた作文
こちらの課題は①で紹介したものよりも長めの文章を書くものになっています。
画像のお手本文章を見ながら最初は真似て書いていきます。
この教材では自分のこと、自分の気持ちを書く。ということを大きな目標に、
原稿用紙の使い方や句点・句読点の使い方なども確認しています。
テーマは、「~について書きたい!」というお話がお子さんからあったときには、
そのお話を書いてもらっていますが、
なかなか思い浮かばない、毎回考えるのは大変!というお子さんにはこのような「作文テーマくじ引き」を作っています。
テーマを自分で考えるという段階で疲れ切ってしまわないということと。
くじ引きを引くということを楽しみながら学習に取り組むこともできます。
作文が苦手な人は少なくないと思います。
長い文章を考えるのも書くのも嫌い、言いたいことを表す言葉が思い浮かばない、そもそも何を書いたら良いのか、どう書き始めたら良いのかも分からない…
など作文には苦手意識をもってしまうところがたくさんあります。
しかし、小学生からは国語の授業やテストで、学年を追うごとに長い記述や要約を書くことを求められ、原稿用紙に作文を書きスピーチをし…アクティブラーニングを掲げた授業内では教科を横断して自分の意見を述べ、記述することが求められてきます。
本屋さんでも作文を書くコツ!のような本はたくさん目にしますよね。
そこからも分かる通り作文の書き方で困っている人は少なくありません。
少しでも抵抗感がなくなるよう、教室内ではお子さんに合った教材で練習していけたらと日々考えています。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。