オレンジスクール

一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
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発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。

2020-10-23

ローマ字の学習を考えてみよう

こんにちは、オレンジスクール鶴見教室です。

 

季節はすっかり秋になり、徐々に肌寒い日が増えてきました。衣替えはお済でしょうか。

 

発達障害のあるお子さまの中には自身の体温調節に鈍感・敏感なお子さまがいます。

外に出る時には1枚羽織る

中に入ったら上着は脱ぐ

といった自分で体温調節する練習も行ってみてください。

お子さま自身で体調管理出来ることは将来的とても大きなスキルとなります。

 

また季節の行事や景色なども含めて理解すると、お子さま自身でも判断の基準にしやすくなります。

 

「体感温度」だけでなく、

「この行事が行われる頃は上着を羽織る季節

「この花が咲く頃は、半袖から長袖に変えなきゃ

といった基準をお子さまと一緒に相談してみてください。

 

 

ローマ字

さて今回は、「ローマ字」への学習についてです。

オレンジスクール鶴見教室の小学3年生の中にも学習進度に沿ったフォローを目的として提示しているお子さまも何人かおります。

お子さまからは「ローマ字やだ!」「嫌いだな」といった声が耳にされることもあります。

 

特性の有るお子さまは新しい物や変化が非常に苦手とするケースがあります。

ローマ字も「ひらがな」「カタカナ」「漢字」まで練習しているうえに、さらに文字表現のバリエーションが増えることで負担が大きいものとなっています。

 

学習において、「楽しくない」「出来ない」「思考することが多く面倒な」ものはお子さまにとって拒否感を受ける要因になります。

 

よってそれぞれに対して、オレンジスクール鶴見教室では次のような提示をしています。

 

 

①楽しくない→楽しい

一番簡単な方法は実際に使うことでお子様自身が楽しい体験に繋がることです。

例)

・先生やお友達に手紙を書いてみる

・ローマ字を使った暗号を出す(若しくは考えてもらう)

・インターネットでタイピングして検索してみる(オレンジスクールではお子さまの近くで職員が見守りながら行ってみてもらっています)

 

自分の書いた(打った)文字によっていい結果を得ることでローマ字へのモチベーションを上げていきます。

 

 

②出来ない→できた

ローマ字を書く上でひらがな表にアルファベットの組み合わせを入れた「ローマ字表」の理解は非常に重要です。

ローマ字表を沢山見て、沢山書くことで理解に繋がります。

 

「ローマ字が嫌い」というお子さまの中には「ローマ字表の中から探すことが苦手」なお子さまもいます。

 

たくさんある情報から自分の必要な情報のみに焦点を充てるのが困難なお子さまです。

オレンジスクール鶴見教室にあるローマ字表はラミネートしてあり、マーカーで印を付けても消すことが可能です。

職員が必要な部分のみに印をつけることでお子さまの探す際の補助としています。

また探す行以外を囲って支援する時もあります。

 

 

③面倒→やってみたい

人間だれしも負担が大きいと思うものに向き合うことには大きなエネルギーを要します。それはお子さまも一緒です。

 

オレンジスクール鶴見教室で拒否感の強い課題があった際やオリジナル教材を作成する際には、出来るだけステップを細かく切ります。

 

具体的には「プリント内で思考することは一つ」としています。

ひとつのことを繰り返し、慣れたら工程を1つ加えます。

①探す

②書き込む・ローマ字を読む

③細かな決まりを入れていく

④単語を作る・

といったように分けてみてはいかがでしょうか。

 

 

最後に

ローマ字の単元は授業で深く扱うことはありません。

しかしお子さまにとって「つまずき」として残るよりは、ポジティブな印象で終わることが大事です。

 

オレンジスクール鶴見教室では、学習に対しての苦手意識軽減のためにもこうしたちょっとした単元でのフォローも重要視しております。