漢字の「読み」を強化する学習の提案
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です。
雨の日が続いていますね。そんなじめじめとした暑さももう少しで終わり、お子さまはいよいよ夏休みです。今年はコロナウイルスの影響でとても短い夏休みになりそうですが、学校の再開に伴った疲れを少しでも解放できれば良いなと思います。
本日は「漢字を読む」という学習についてです。
国語の大きな壁のひとつに「漢字」があります。
オレンジスクール鶴見教室では漢字の学習を「書き(取り)」と「読み」に分けて提供しています。本日は「読み」に関してのお話を実際の事例をもとにお話していきたいと思います。
漢字の読みの重要性
漢字の読みは、日本で暮らす以上必要なスキルのひとつです。お子さまが社会に出れば沢山の漢字に接することになります。
例えば、スマートフォンの説明書、仕事の指示書、電車の乗り換えなど多くの漢字に出会い、それらから自身の行動を判断していかねばなりません。
読める漢字を増やすことはそれだけ多くの社会資源を活用しやすくなります。
鶴見教室の現状
鶴見教室をご利用されるお子さまには中学生がいます。このころから出てくる課題の一つに「将来どういった形で社会と関わるか」があります。
前述の通り、より良い生活を送るためにも漢字の読み対してもいくつか教材をご用意しています。
実際の教材
とは言え漢字の読みは「音・訓」があり、覚えるのも大変です。
鶴見教室では漢字への苦手意識をなくしつつ読める漢字を増やすために、様々な教材を使用しています。
では実際に使用している教材をご紹介します。
日常の電車・バスを利用
この教材は日常的にバスを利用しているお子さま向けに作成しました。
最初に停車駅の読み方を考え、そこから派生した読み方のバリエーションを増やしていきます。
職員が学習中に
「日常に落とし込みづらく」
「イメージが浮かびづらい」
ことが記憶に残りづらい原因のような印象を受け作成しました。
プリントを繰り返すことにより、普段使うバスや電車で見かける漢字から学習が派生していくことができます。
「バスに乗っても安心して乗れる」「今日は(漢字の読みの教材での)ミスが少なかった!」等の生活と学習へのアプローチが可能になります。
興味のあるものへの力を利用
最近流行りのヒーローとその台詞が載っています。
お子さまは自分の好きな物になるととてつもない力を発揮します。
例えば
「必要」は読めなくても「必殺技」は読めることがあります。
「話の核」は読めなくても「核抑止力」は読めてしまいます。
興味を持つことで、お子さまの記憶に残りやすくなります。
お家で漢字の学習をする際にも、参考にしてみてください。
最後に
今回は、少しでも多くの漢字が読めるように鶴見教室で行っている教材をご紹介させていただきました。
今後もお子さまやご家庭のニーズに合わせた支援を検討して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
またこちらの記事にご興味がありましたら、アーカイブをご覧ください。教室への見学・面談も随時お待ちしております。