教室の熱中症対策!
今年は梅雨も短く、7月中旬から真夏の暑さが始まりましたね!毎日熱中症警戒アラートが出され、なるべく外での活動は控えるようにとのメッセージが頻繁に見られました。ご家庭でもお子様のためにいろいろ対策や準備をしてくださっていると思いますが、今回は、教室での熱中症対策についてお伝えしたいと思います。
熱中症とは?
熱中症とは、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合もあるので、注意が必要です。
教室の熱中症対策
①冷房とサーキュレーターの使用による室温調整
教室では、エアコン(空調設備)によって室温を調整しています。お子様が快適に過ごせるよう、お子様の様子を見て、お子様の声を聴きながら、空調設備による温度設定を行っています。教室に到着されてすぐ、とても暑そうにされているお子様は、状況によっては空調設備になるべく近い席に移動したり、反対に寒い場合は空調設備から遠い席に移動するなど、臨機応変に学習席を変更しております。またサーキュレーターの使用により、なるべく教室全体の室温が均一になるように配慮しています。
②経口補水液、冷却ジェルシートの用意
教室には、「天然水」「経口補水液(OS1)」「冷却ジェルシート」を置いています。お子様の様子を見て、必要に応じて職員から提示させていただき、お子様、親御様の同意を得てご使用いただく形となります。
③水分補給、休憩タイムをとる
お子様が教室に着かれた際には、まず様子を見て、汗を拭いたり、水分補給をとることをお勧めし、少し休憩してリラックスした状態を作ってから学習活動へ入るようにお話ししています。教室にも飲料用の水を常備しておりますが、よろしければご家庭より、水筒をご持参いただけると、教室に来るまでの間の水分補給ができたり、お子様が飲みやすい飲み物を補給していただけます。必須ではありませんが、是非水筒をお持ちいただければと思います。
④もし教室に着かれた時点でお子様が熱中症とみられる場合の対応
教室では、お子様が様々な状況に陥った時(熱中症、嘔吐、怪我、骨折等)の対応を職員間で確認しています。熱中症の症状として「めまい」「立ち眩み」「こむら返り」「手足のしびれ」がある際には、まず「涼しい場所への移動」「安静にする」「冷やした水分、塩分の補給(上記の経口補水液、冷却ジェルシートなどの使用)」の処置を取ります。また、「頭痛」「吐き気・嘔吐」「体のだるさ」「集中力・判断力の低下」がみられた際には、上記の対応に加え、「衣類をゆるめる」「横になる」を実施し、口から水分補給が難しい場合は病院への受診の必要性も考えられるため、親御様へその旨お伝えさせていただきます。また、もし熱中症の重症度が重い場合(意識障害、痙攣、運動障害、身体が熱い)には、救急車を呼ぶ場合もあります。この場合もすぐに親御様へご連絡させていただきます。もしご不明点やご質問などありましたら、お気兼ねなくお声がけください。
さいごに
気温、室温、体温の状態は心身の健康に深く関わり、また活動するのにも重要な要素となります。日頃からの熱中症予防として、部屋の温度に注意し、こまめな換気、こまめな水分補給、また涼しい服装、日傘の使用や帽子の着用、不必要な外出をできるだけ控えるなどを実施し、元気に夏を乗り越えましょう!🌞
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子様の発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール 鶴見教室