適切な距離感覚を学ぼう
「他者との距離が近すぎることがある」
「距離感をつかむことが難しく、人やものにぶつかることが多い」等など、
お子さまが他者と関わっている中で
適切な距離感覚をうまく掴むことが難しいことはありませんか・・・?
今回は他者と関わる上で「ちょうどよい距離」を学んでいくためにピコ溝ノ口教室で実践をしていることをご紹介します。
どうして近すぎてしまうの・・・?
他者との距離が近すぎてしまう要因はお子さまそれぞれで違いますが、
例えば、
「相手の気持ちを考えることが難しい」
「相手が嫌がっていることやその表情を読み取ることが難しい」
「家族以外の人にもスキンシップを多く求めたい」
等が考えられます。
お友達との良好な関係を築き、集団のなかで生活をしていくうえで、
上記のような行動はなるべく減らしていけることが望ましいですよね・・・!
表情や気持ちの学習については、以前のブログでもご紹介をしていますので、そちらもぜひご覧ください。
次からは、距離感覚をつかむ学習方法をお話します。
適切な距離を学ぼう
ピコで実施をしたSST(ソーシャルスキルトレーニング)をご紹介します。
ピコでは「お友達や先生とお話をするとき」をテーマに、会話をするときの適切な距離感覚を学習しました。
今回は「ちょいどよい」距離を適切な距離として設定しています。
はじめに、「ちかい」「ちょうどよい」「とおい」の3つの距離について、イラストを用いて説明をしました。
3つの距離の違いをイラストでご提示しました。
次に、お子さまたちに実際に動いてもらいながら、3つの距離を実践していきました。
両手を前に伸ばした状態(前ならえをしたかたち)で向かい合い、
手が当たらない距離であれば、「ちょうどよい」距離であることをご説明しました。
また、机の端から端までの距離(約1.2メートル)が同じく「ちょうどよい」距離であることもお話し、
ものを使って視覚的にさらにわかりやすいかたちで提示もしました。
実践練習をした後にはプリント学習にも取り組みました。
イラストを見て、適切な行動・ちょうどよい距離を選択していきます。
ピコでお友達や先生とお話をするときには、学習したことを踏まえて
適切な距離を意識して行動ができるよう、声がけなどのサポートをしています!
まとめ
今回はピコ溝ノ口教室で実施をしている距離感覚SSTをご紹介しました。
適切な距離感覚は、場面や状況によって変わることも多いです。
ご紹介しましたものはあくまで目安ですので、ご参考程度にご覧ください!
また、保護者の方やご家族の方にしかできない、お子さまとのスキンシップ(抱っこ、ぎゅーと抱きつく等)は、
愛着形成のために大切なことです。
ご家族だからこそできるスキンシップも欠かさず、他者との距離感覚を学んでいけるといいですね!!
お子さまのご様子で気になることがございましたら、いつでもお気軽にオレンジスクールピコにお問い合わせください^^
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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